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(回答先: 米大学乱射:報復恐れる韓国人留学生 [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 18 日 10:17:16)
□米大学乱射:韓国系への偏見恐れる米国の韓国人社会 [朝鮮日報]
▽米大学乱射:韓国系への偏見恐れる米国の韓国人社会(上)
http://www.chosunonline.com/article/20070419000031
米大学乱射:韓国系への偏見恐れる米国の韓国人社会(上)
米国の韓国人社会は、米国人犠牲者を追悼し慰霊の言葉を投げ掛けながらも、不安におののいている。
ワシントン地域の韓人会は、犯人が韓国人であることが明らかになった17日午前、非常対策会議を開き、独自の対策づくりに乗り出した。ワシントン韓人会のキム・ヨングン前会長は「われわれ同胞が米国で血の汗を流し積み上げてきた信頼とイメージが、今回の事件を通じ一挙に崩れ落ちてしまいそうで恐ろしい」と懸念した。
非常対策委は同日、相次いで会議を行い、銃撃事件の犠牲者に対する独自の追悼基金助成運動を行う一方、米国のメディアに対する広報活動に乗り出すなど、具体的な動きを見せた。
韓人会側は「米国のメディアがチョ・スンヒを“韓国人”と繰り返し報じていることで、韓国と韓国人社会全体に対するイメージが悪化する恐れがあるため、できるだけ国籍を明かさないよう求める書簡を送る」と話した。
また、韓国人が密集しているニューヨークやニュージャージー地域の韓国人団体も、同日夕方に特別対策会議を開き、銃撃事件の犠牲者を追悼する推進委員会を結成した。犠牲者に対する黙とうで始められた同会議では、一部の参加者が「今回の事件を9・11米国同時多発テロに準ずる衝撃として受け止めるべきだ」と発言する場面も見られた。
一方、ロサンゼルス地域の市民団体は同日、韓国人社会が今回の事件で犠牲となってはならないといった内容の声明を発表した。都市政策ラウンドテーブル(LAUPR)とロサンゼルス市民権協会(LACRA)は声明を通じ「ロサンゼルス地域の住民はもちろん、すべての米国人は今回の銃撃事件を一人の寂しい青年の行動として見詰めているが、これを在米韓国人全体のせいにしてはならない」とした上で、「韓国人社会と米国少数者団体との間の対話を増やすために、さらなる努力を積み重ねる」と明らかにした。
また、同日、ロサンゼルス総領事館を訪れたデルガディヨ検事長は「今回の事件で韓国人に対する人種的な攻撃や差別は決して起こってはならず、もし起こった場合には、法により当事者を速やかに起訴するだろう」と話した。
ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員
ブラックスバーグ(バージニア州)=チェ・ウソク特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
▽米大学乱射:韓国系への偏見恐れる米国の韓国人社会(下)
http://www.chosunonline.com/article/20070419000032
米大学乱射:韓国系への偏見恐れる米国の韓国人社会(下)
しかし、一部の地域では、ごくわずかではあるものの、韓国人に対し軽蔑(けいべつ)や冷たい視線が向けられている。在米同胞たちは、特に子どもたちに気を付けるよう言い聞かせるなど、極めて慎重な動きを見せている。
フェアファックス郡のある大型スーパーマーケットで飲食業を営む在米韓国人キム・ソクファンさんは「息子はバージニア工科大学の3年生だが、心配で夜も眠れない」とし、「今回の事件をきっかけに、韓国人社会が、米国人社会と心の奥底から分かち合い、本当の意味で米国人社会の一員になれたらと思う」と話した。
ワシントン韓米フォーラムのパク・ヘチャン弁護士は「子どもに対する親の行き過ぎた期待や、昔からの高い教育熱など、韓国独特の教育文化が学生たちに大きなストレスとなって跳ね返り、このような惨事を招いたのではないかという気がする」とし、「今回のことで、韓国人移民者に対する偏見が生じないよう祈っている」と話した。
一方、バージニア工科大学寮で生活している1、2年生の韓国人学生たちは、1週間にわたる休校を機に次々と学校を後にしている。ワシントン近くに住むマイク・リ君(2年生)は「学校は安全を取り戻したが、早く帰って来いと親から電話が入ったため、うちに帰る」と話した。米国生まれのリ君は「今回の事件に対する思いを、どんな形であれ整理しなければ、勉強を続けていくことができない」と語った。
また、バージニア工科大学の韓国学生会のイ・スンウ会長は「犯人が韓国人であることが分かり、韓国人学生たちは皆ショックで混乱している」と話した。
ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員
ブラックスバーグ(バージニア州)=チェ・ウソク特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS