| Tweet |
http://www.janjan.jp/world/0703/0703232287/1.php
安倍総理が「従軍慰安婦」問題で米下院が決議しても「謝らない」と国会答弁し、各国から批判が起きているなか、３月１９日「香港ケーブルＴＶ」がカメラマンなど４人のクルーで来日した。
目的は２０００年に東京の九段会館で戦時中の性奴隷の責任問題を裁いた、「女性国際戦犯法廷」で性暴力の加害証言をした、元中国帰還者連絡会の金子安次さんへのインタビューである。
張宏艶記者は金子さんの入隊当時から戦闘、敗戦、シベリア抑留、撫順戦犯管理所と、入隊から帰国までの１６年間の体験や帰国後の話と、順を追ってインタビューした。金子さんは慰安婦の強制連行については自身の体験はなく分からないが、軍の関与と強制の事実を認め、軍が実質強制指示した「巡回慰安婦」の存在なども証言した。日本政府の対応には自分の体験を話し平和を願うだけと話した。
金子さんらが証言した「女性国際戦犯法廷」の放送で、ＮＨＫは当時、加害証言と元慰安婦の方の被害証言、そして、天皇有罪部分をカットして放送した。これに対し主催者のバウネットジャパン（「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク）は賠償を求めＮＨＫを提訴していたが、１月２９日東京高裁は「自主規制」の不当性を認定、損害賠償を認めＮＨＫは敗訴したが上告した。
この「削除放送」には安倍官房副長官（当時）らと松尾武放送総局長らの面会に関係があると、ＮＨＫの長井暁チーフプロデューサー（当時）が暴露したが、その後、長井氏は左遷されている。
取材班はその後、「古今東西慰安婦はいても、従軍慰安婦はいなかった」と昨年県議会で答弁し批判されている上田埼玉県知事に面会を求めたが、「出張中」とのことで実現せず２５日帰国した。
香港での放送は４月上旬の予定である。
(芹沢昇雄)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。