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http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/070324-065723.html
【ウィーン23日小川敏】ウィーンに本部を置く国際麻薬統制委員会(INCB)のコウアメ事務局長は23日、当方との会見に応じ、「北朝鮮の麻薬関連国際条約の批准書が19日、ニューヨークの国連事務総長の手元に到着した。19日を期して、北朝鮮は3つの麻薬関連国際条約の加盟国となった」と明らかにした。
北朝鮮が今回加盟した国際条約は、「麻薬一般に関する憲章」(1961年)、「同修正条約」(71年)、「麻薬および向精神薬の不正取引に関する国際条約」(88年)の3件。
コウアメ事務局長は「北朝鮮政府が今年2月、国際麻薬関連条約に加盟することを決定し、批准したということは、国際条約の義務を履行する決意があるからだ。平壌が国際条約加盟国として真摯にその義務を履行すると確信している」と述べた。
ちなみに、INCBは過去、1999年、2002年、06年の3度、北朝鮮に使節団を派遣し、平壌の関係省と国際条約の加盟問題、麻薬対策への技術支援などを話し合ってきた。
北朝鮮は14日、ウィーンの国連本部の国連薬物犯罪事務所(UNODC)の麻薬委員会(CND)第50回会期にオブザーバーとして初参加し、同国が3つの麻薬関連の国際条約に加盟を決定したと表明し、世界を驚かせたばかりだ。
なお、同国代表は「わが国の政府は不法な麻薬製造、取引、乱用は健全な社会環境を破壊していると憂慮し、麻薬対策の為に国際連携を強化しなければならないと考えている」と主張し、「わが国は2003年8月に麻薬関連法を施行するとともに、05年2月には麻薬対策国家連携委員会を設置してきた。わが国は既に麻薬関連の国際条約を完全に履行できる体制ができている」と宣言して国際条約の履行を約束している。
2007/3/24 6:57