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露外務次官、北朝鮮に拉致問題解決を促す - ロシア
http://www.afpbb.com/article/1418362
【モスクワ/ロシア 15日 AFP】インタファクス通信の報道によると、アレクサンドル・ロシュコフ（Alexander Losyukov）外務次官は15日、北朝鮮は「拉致問題」の解決に向けて努力すべきだとの見解を示した。
拉致問題についてロシュコフ外務次官は、「非常に繊細な問題であることを、日本同様に事件の当事者である北朝鮮も理解しなければならない」と述べた。また、北朝鮮と日本政府が共にし解決すべき「人道上の問題」だとの認識を示した。
一方、安倍晋三首相は、かねてから北朝鮮の核問題を協議する6か国協議の成功は、長年の懸案事項となっている拉致問題の解決が不可欠との認識を示している。次回の6か国協議は、北京で19日に再開する。
北朝鮮は、工作員に日本の言葉や習慣を教える要員確保を目的に、1970年から80年代にかけて日本人を拉致した事実を認めている。その後、5人の拉致被害者とその家族が帰国を果たしたが、残りの被害者について、北朝鮮は「死亡した」と主張している。
写真は、北朝鮮に拉致されたとみられる横田めぐみさんの母横田早紀江さん（右）と韓国人拉致被害者金英男（Kim Young-Nam）さんの母崔桂月（Choi Gye-Wol、左）さん。（2006年5月29日撮影）(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
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