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[コメント]:中国の当局者は、新疆ウイグル自治区における、ウイグル人、カザフ人、キルギス人等のテュルク系住民の東トルキスタン独立運動を、テロリズムと決めつけ、国内における情報・世論操作に躍起だ。
Protest in Muslim Province in China(4月2日)
http://www.nytimes.com/2008/04/02/world/asia/03china.html?hp
新疆の石油と天然ガスの埋蔵量は、それぞれ中国全体の埋蔵量の2割から3割を閉めており、農業食糧でも中国の生産基地となっている。
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【北京=野口東秀】中国のウイグル族居住地域である新疆ウイグル自治区各地でデモが相次ぎ起きたもようだ。中国の華僑向け通信社、中国新聞社は4日、3月下旬にデモが発生、当局者は、イスラム原理主義組織が組織した「統一行動」との認識を示したという。分離独立運動が盛んな新疆で、ラサなどチベット族居住地域で起きたのと同様の大規模騒乱が各地で発生すれば、北京五輪の開催にとって大きな障害となることから、中国当局は最大限の警戒態勢で臨む構えだ。
中国新聞社によると、新疆ウイグル自治区のウルムチ、ホータン、カシュガルなど各地で3月22日から23日にかけ、デモが相次ぎ、「イスラム解放党」(ヒズブアッタハリル)が「反動ビラやスローガンを散布、民衆のデモを扇動」したという。
同31日付の香港紙、東方日報などは、ホータンで23日と24日、約1000人が参加したデモがあり、計500人以上が当局に拘束されたと報じていた。
同月初旬には、ウルムチから北京に向かう中国南方航空機で「テロ未遂事件」が発生、当局は「組織的、計画的」とする捜査結果を明らかにし、警戒感をあらわにしていた。
ウイグル族は全国で840万人、イスラム教を信仰している。新疆ウイグル自治区での漢族の割合は、1949年の建国前は5%に過ぎなかったが、その後、約4割にまで増えた。自治区では「漢族が一手に利権を握っている」といわれる。
過去、特に90年代には大規模な暴動や爆弾テロ事件が発生した。中国政府は、ウイグル族の独立派がアフガニスタンや中央アジア諸国のイスラム過激派と結びつくことを警戒、合同軍事演習などを通じて各国との関係を強め、テロ活動の封じ込めに躍起となっている。
http://www.maps-of-china.com/maps/xinjiang-s-ow-600x600.gif" >