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ダライ・ラマが公開書簡、中国との対話意欲を改めて強調【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080329-OYT1T00253.htm?from=main1
【ニューデリー=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は28日、中国国民にあてた公開書簡をチベット亡命政府のウェブサイト上で発表、中国チベット自治区ラサで発生した暴動によって、「平和的で(中国、チベットの)相互に利益となる解決を、対話を通じて探る必要が浮き彫りにされた」と述べ、中国指導部に対話再開を改めて呼びかけた。
ブッシュ米大統領ら各国指導者から中国にダライ・ラマとの対話を促す発言が相次ぐ中で、ダライ・ラマ自身、対話になお強い意欲を抱くことを改めて中国と世界にアピールした形だ。
書簡は「中国の兄弟姉妹へ」との書き出しで、中国、チベット両民族が古来、友好的な関係を築いてきたことを指摘、「私はチベットの分離を求める考えはない。関心があるのは、チベット独自の文化、言語とアイデンティティーの存続だけだ」と強調した。
(2008年3月29日10時25分 読売新聞)