★阿修羅♪ > アジア10 > 458.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
韓国総選挙:与党が大規模な公認外し、新人登用
【ソウル中島哲夫】4月9日投票の韓国総選挙に向けて与党ハンナラ党が現職議員の大規模な公認外しと新人登用を断行している。李明博(イミョンバク)大統領と党内予備選で激突した朴槿恵(パククンヘ)前党代表が手足と頼む腹心議員らが相次いで新人に公認を奪われ、「(李大統領派による)狙い撃ちの大虐殺だ」などと猛反発、一部議員は14日、離党を宣言し、対策を協議した。
同党の公認審査委員会は地域別に審査結果を発表中。13日夜、同党の金城湯池である釜山など慶尚道地域の51選挙区について発表があり、現職議員のうち史上最多の25人が脱落した。韓国紙は「血の木曜日」などと衝撃を伝えた。
このうち大統領派が12人で朴氏派10人より多く、双方ともに大物が含まれているが、大統領派と違って他の重要ポスト任命など救済措置を期待できず、陣営のまとめ役まで公認を外された朴氏派の方がダメージが大きい。
また、交代の新人は事実上ほとんど大統領派になるため、勢力比はどんどん朴氏に不利になる。韓国メディアによると、かつては拮抗(きっこう)していた両派の力関係は大統領選をはさんで大きく傾き、これまでの公認獲得数は147対42と大差がついている。
朴氏は12日、こうした公認のあり方を厳しく非難し、総選挙後の党内和合が困難であり李大統領との信頼関係も壊れるのではないかと警告したが、13日の発表を阻止できなかった。14日にも「(大統領の側近らが)私的な感情で誤った公認をしている」と広報担当者に語ったという。
一方、最大野党の統合民主党は、金大中(キムデジュン)元大統領の次男や側近ら大物11人の公認排除に続いて、孫鶴圭(ソンハクキュ)代表らが安全な地元選挙区ではなくソウルの焦点選挙区に政治生命をかけて出馬表明。少なくとも好意的な反応獲得には成功している。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080315k0000m030070000c.html
パク・クネ、ハンナラ党代表の誤った公薦重ねて批判
ハンナラ党パク・クネ前代表は、自派議員たちが嶺南圏公薦で大量脱落したことに対し、私心を持って行なった標的公薦であり、誤った公薦であると重ねて批判したとイ・ジョンヒョン前代弁人が伝えた。パク前代表は、しかしこれからの歩みに対しては何ら言及せず、これと関連しイ前代弁人は朴前代表が今後の歩みに対しては他の議員たちと相談して決めるのではないかと言った。ハンナラ党公薦審査委員会は昨日嶺南圏公薦審査で、キム・ムソン、キム・ジェウォン議員を含むいわゆる「親朴議員」10名と、「親李明博系議員」12人を含め全部で25人の現役議員を脱落させた。
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=1&ai_id=82471
【社説】嶺南のハンナラ党議員、4割以上が交代(上) | Chosun Online | 朝鮮日報
ハンナラ党が嶺南(慶尚道)地域での公認候補選定作業で25人の現職議員を脱落させた。すでに二人の現職議員が不出馬を表明している地域を含めると、合計27の選挙区で新人を公認候補として推薦することになったのだ。嶺南地域でのハンナラ党議席は62。現職議員が公認から外れた割合は率にすると43.5%に達する。かつて2回の大統領選挙で連敗し、弾劾の逆風の中で顔ぶれを一新しようとした4年前の総選挙のときよりもさらに多い。
ハンナラ党の嶺南地方での顔ぶれ一新は、すでに以前から予告されていたが、現職議員が公認から外された率は当初の予想をはるかに上回った。少なくとも規模の面だけから見れば、地域地盤である嶺南地方出身議員の顔ぶれを一新し、ハンナラ党の体質を強化せよ、という国民の要求を受け入れたことになる。
これ以外に生き残る道はないことを早くからすでに認識していた統合民主党は、地域地盤である湖南(全羅道)地域で現職議員のうち30%の顔ぶれを入れ替えた。そのような状況を見せ付けられた政権政党が、じっとしているわけには行かないのも当然だろう。
今回行われたハンナラ党の嶺南地域での公認候補交代は、とりわけ中堅クラスに集中している。当選3回以上の議員20人のうち今回も公認候補となったのは、当選5回の議員では李相得(イ・サンドゥク)、カン・ジェソプ、鄭夢準(チョン・モンジュン)議員、当選4回はキム・ヒョンオ議員、当選3回は朴槿恵(パク・クンヘ)、鄭義和(チョン・ウィファ)議員だけだった。4人のうち3人の割合で現職議員が公認から外れており、この割合は衝撃的と言ってもいいぐらいだ。
http://www.chosunonline.com/article/20080314000052
【社説】嶺南のハンナラ党議員、4割以上が交代(下) | Chosun Online | 朝鮮日報
党の公認作業が行われるたびに問題として指摘されてきた派閥間の分配問題は、今回はそれほど大きな問題とはならないようだ。少なくとも今回公認候補から外された数は、李明博(イ・ミョンバク)系列の議員が朴槿恵(パク・クンヘ)系列よりも多い。
先の大統領選挙で公認候補争いが行われていた当時、李明博陣営の座長を務めていたパク・ヒテ選挙対策委員長、権五乙(クォン・オウル)遊説団長、権哲賢(クォン・チョルヒョン)特補団長も公認から外された。こちらの陣営の座長を外したからあちらの陣営の座長も外し、こちらの少壮派を切り取ればあちらの少壮派も同時に切り取るという形でバランスを取ろうとしたことから、今回のような結果になったようだ。
もちろん新しく公認となった新人たちの間で、派閥間でのバランスがどの程度考慮されているのかは分からない。朴槿恵前代表とすれ
http://www.chosunonline.com/article/20080314000053