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2月16日(土)
五反田の焼き鳥屋「鳥茂」で荏原法人会役員の方々との飲み会が早速実現。4人とも年齢が近いこともあって共通の話題で盛り上がる。ビールにコップ酒3杯を飲み、二件目の韓国家庭料理「王豚足家」に流れ込み、そこでマッコリ酒を3杯。てっきり二日酔いと思いきや、珍しくなんともなかった。強くなったのかもしれない。
午前に事務所に出て、昼からテレ朝の夕方用ニュース番組のインタビュー収録。テーマは「米大統領選と北朝鮮」。北朝鮮にとってはオバマはベター、ヒラリーはグッド、マケインはバッドというような話をした。実際に、マケインは最悪で、「マケインならばブッシュのほうがまし」とみなしているふしがある。従って、ブッシュ大統領の対応次第では年内にも電撃的な和解というサプライズもあり得ない話ではない。その意味では26日の平壌でのニューヨーク・フィルハーモニックの公演は一つの転換点になるかもしれない。
ワシントンやソウルの一部では、ライス国務長官が訪朝し、金正日総書記と並んで公演を鑑賞するのではとの憶測も流れている。北朝鮮サイドから「将軍様が出席するので、ライス国務長官に同席してもらいたい」との要望があったとの話だが、真偽は定かではない。北朝鮮からすると、クリントン政権下の2000年にオルブライト国務長官(当時)が訪朝し、マスゲームを一緒に観覧したその場面を再現させたいのかもしれない。
公演では冒頭から両国の国歌が演奏されることが決まっているが、ライス訪朝となれば、国交正常化への「前奏曲」となる。折りしも、18日からはライ長官の部下であるヒル次官補が中国、韓国、日本を訪問する。早春の訪れとともに、米朝の雪解けの気配を感じてならない。
午後には、佐々木かをりさんが主宰しているイ・ウーマンサーベイの原稿を書く。昨年からサーベイキャスターの一人に起用されているが、登場するのは今回で4回目。過去3回は、北朝鮮関連だが、今回は韓国で、ずばり「韓国の新大統領、魅力を感じますか?」がテーマ。今月、2007年「キャスター・オブ・ザ・イヤー」の賞を頂いただけに、意気込まざるをえない。原稿では主に次のようなことをサーベイに問いかけた。
「美男子のTVキャスター出身の与党候補を破って当選した李明博氏は、年齢は67歳ですが、福田総理よりは5歳も若いです。サラリーマンから一国のトップになった点では二人は似ていますが、李さんは僅か入社12年目で大手建設会社の社長に就任しています。その後、石原慎太郎知事同様に国会議員を経て、首都(ソウル)の市長になりました」
「市長時代には、首都改造に乗り出し、ソウル中心部を流れるドブ川を市民の憩いのオアシスにするため大胆にも一日17万台の車が走る高架道路を取っ払い、魚と鳥が舞い戻る川に復元させました。それも、2年で、予算も当初よりも3分の1でやり遂げたのです。東京でも首都高速道路を撤去し、日本橋に再び青空を取り戻そうとの話がありましたが、掛け声倒れで終わっています」
「李さんは、大統領になれば、釜山〜ソウルを繋ぐ大運河をつくると公言しています。東京と大阪の間に大運河を通すようなもので、もの凄い構想です」
「『1%の可能性があれば、チャレンジする」をモットーにしているこの韓国の新大統領を、あなたはどう思いますか』」
日曜から一週間、この問いかけにサーベイからどのような回答、投稿が来るのか楽しみだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/krp19820301/2467123.html