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「ヘッドラインニュース」「ビューティフルサンデー」等、TV放送番組の題名に、外来語を使う現象が深刻な水準であることが明らかになった。
13日、国立国語院がハンギョレ言葉研究所に依頼して、KBS、MBC、SBS、EBSの地上波放送4社の15〜20年間の放送番組の題名1万3639件を調べた結果をまとめた報告書「放送番組の題名言語使用実態調査」を見ると、題名に外来語を使った番組は、1986年から2005年まで5年単位で42.6%→42.2%→54.2%→60.2%と、着実に増えている。
特に題名に外来語を多く使った番組はニュース・報道、子供番組であった。「ニューストゥデイ」「メディアフォーカス」「取材ファイル4321」等、報道番組の場合、70%→75%→74%→81%であり、「スーパーマリオ」「ポケットモンスター」等、子供番組は41%→39%→47%→57%と急増した。
既存の韓国語(国語)を使った放送用語も、順次、英語表記に変わった。放送劇はドラマに、時事劇はシチュエーションコメディやシチュエーションドラマ、話や歓談はトーク、争点はイシュー、笑い話はギャグと単語を変えて使った。
報告書はぎこちない造語を題名に使った例も指摘した。「No春香vsアン・モンニョン?」「レインボーロマンス」等がその例だ。
英語の影響で述語を体言前に置いた「ラブストーリー・イン・ ハーバード」「挑戦!主婦歌謡スター」等も、韓国語を傷つけていると報告書は指摘した。
だが漢字使用が減る傾向を反映するように、1986〜95年の間、年度別で番組の題名で16〜31%を占めた漢字表記は96年以後1%以下に激減した。
報告書は良い題名の例で「新鮮日曜日」「世の中を読む」「世界は今」「私達どうし、同じ年頃どうし」等を提示し、時代を反映した題名としては「今日は町内会」(1987年)、「特別企画信念と献身の毎日-全斗煥大統領2555日」(1988年)等を紹介した。
国立国語院はこの報告書を本の形で発刊し、ホームページ(www.korean.go.kr)を通じても原文を見られる。
韓国速報 08/2/14
http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/soc/080214-4.html