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韓国、メキシコ湾とコンゴの油田確保 | Chosun Online | 朝鮮日報
韓国が米国領海のメキシコ湾とアフリカ・コンゴの2カ所で、埋蔵量がおよそ9000万バレルと推定される油田を購入した。これは韓国の40日分の消費量に当たる。昨年の韓国全体の原油輸入量は8億7000万バレルだった。
この結果、原油とガスの自主開発率(ガスと原油の輸入量全体のうち、韓国企業が買収などを通じて確保した量の割合)も4.2%から4.92%へと高まった。とりわけ米国領海のメキシコ湾で買収した海上油田の埋蔵量は6100万バレルに達し、これまで韓国企業が買収した生産油田の中では最大の規模だ。
産業資源部は1日、韓国石油公社とサムスン物産で構成されたコンソーシアムが、先月31日(現地時間)に米国ニューオリンズで、米テイラー・エナジー社が保有するメキシコ湾一帯の海上油田を購入する契約にサインしたと発表した。
韓国が株を100%買収したこの油田はメキシコ湾上にあり、水深20メートルから200メートルになる。同コンソーシアムはこの鉱区の買収に10億ドル(約1065億円)以上を投資したという。同コンソーシアムの持ち株は石油公社が80%、サムスン物産が20%を保有し、昨年12月に石油公社などエネルギー関連の政府系企業と資源開発協約を結んだ国民年金基金も投資の意向を明らかにしており、国民年金による海外資源開発への投資第1号となる見込みだ。
石油公社はこれとは別に先月30日(現地時間)、パリで英国企業が保有する西アフリカ・コンゴのエンブンディ油田株11%を、およそ4億3000万ドル(約458億2500万円)で買収する契約も交わした。
http://www.chosunonline.com/article/20080202000024
石油公社−三星物産、メキシコ湾油田権益を取得…過去最大 | Japanese JoongAngIlbo | 中央日報
韓国企業が、米国メキシコ湾とアフリカ・コンゴにある計9000万バレル規模の原油生産が可能な油田の権益を取得した。 これは韓国が取得した油田では過去最大規模。 国内で43日間ほど消費できる量で、国内戦略備蓄量(7600万バレル)より多い。
産業資源部(産資部)によると、韓国石油公社と三星(サムスン)物産のコンソーシアムは先月31日(現地時間)、米ニューオーリンズで、米テイラーエネルギーが保有するメキシコ湾一帯の海上油田5カ所の権益を取得する契約を締結した。
これら油田はメキシコ湾の水深20−200メートルにある。 97−04年に原油生産を始め、現在、一日1万7000バレルの原油が生産されている。 採掘できる埋蔵量は計6100万バレルと分析された。 石油公社が80%、三星物産が20%を出資して構成されたコンソーシアムは、この油田利権確保のため10億ドル以上(約1兆ウォン)を投資した。
石油公社は先月30日(現地時間)にも、アフリカ・コンゴの油田権益11%を取得している。 取得金額は4億3000万ドル。この油田は残存埋蔵量が2億6600万バレル(一日生産量4万バレル)で、西アフリカ陸上鉱区では2番目に大きい。 石油公社が11%の利権を確保したため、埋蔵量のうち2900万バレルの所有権を持つ。
両油田の利権取得を受け、韓国が海外で確保した石油・ガス比率は年間総輸入量の4.93%と、従来より0.72%高まった。 韓国はその間、英北海のキャプテン油田、ペルーの8油田、インドネシアのSES油田の利権を確保している。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=95686&servcode=300§code=320
FujiSankei Business i. 中国・アジア/韓国、官民共同で相次ぎ油田権益…メキシコ湾・西アフリカ
韓国が官民共同で、米ルイジアナ州沖のメキシコ湾と西アフリカのコンゴ共和国でそれぞれ、油田権益を取得した。新たに海外2カ所での権益取得により、原油・天然ガスの輸入量に占める韓国の自主開発率は4・2%から4・92%に引き上がり、5%に迫った。日本と並んでエネルギー資源の海外依存度が高い韓国は、海外での自主開発油田を拡充することで、国内への原油や天然ガスの安定供給を確保する。(坂本一之)
朝鮮日報などによると、韓国の産業資源省は4日までに、韓国石油公社が先月、韓国の大手商社、サムスン物産と共同で、可採埋蔵量約6100万バレルの米領メキシコ湾の油田権益を100%取得したことを明らかにした。
米企業から権益取得した油田の生産量は1日当たり1万7000バレル。自主生産量として韓国が国外で持つ油田の中で最大規模という。同石油公社などは10億ドル(約1060億円)以上を権益獲得に投じたとしている。
同石油公社はまた、コンゴ共和国南部でガボンに近いエンブンディ油田の権益11%を、英国企業から4億3000万ドルで取得する契約を先月締結したという。同油田の埋蔵量はおよそ2億6600万バレル。コンゴの陸上油田は西アフリカでも大きな規模。韓国は権益分で原油生産量1日当たり4400バレルを確保した。
このほかにも韓国石油精製大手のSKエナジーは昨年、インドネシア国営石油会社のプルタミナと戦略的提携を締結。海外企業と組んで共同で鉱区の市場調査や、権益投資を行うなど、資源開発や潤滑油事業で海外事業の強化を図っている。
また、カスピ海西岸に面するアゼルバイジャンでは、2年前に盧武鉉大統領が同国訪問の際に油田の共同開発協力で覚書を締結。昨年、韓国石油公社や民間企業が同国イナム油田の権益20%を確保するなど、資源外交も着実に展開している。同油田の推定埋蔵量は20億バレルで2015年に本格生産開始の予定だ。
また、温室効果ガスの排出量が少ない原子力発電の見直しで、燃料となるウランの自主開発も強化。韓国電力公社はカナダ資源開発会社と、カナダのサスカチワン州でのウラン共同探査に向けた合弁投資の契約署名を先月行った。韓国電力公社はさらに、米国やナミビアでもウラン権益を取得する方針としている
今月25日に大統領に就任する李明博氏の新政権も、地下資源の乏しい韓国として官民一丸となって海外での資源獲得を強化するものとみられ、日本や中国などとの競合も一段と激化しそうだ。
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200802050040a.nwc