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民労党「従来のイメージ払拭、非正規職のための政党に」 朝鮮日報
民主労働党非常対策委員会のシム・サンジョン代表(写真)は31日、国会本会議で行った演説で、分裂の危機に瀕している同党の刷新に関し、「“運動圏(学生運動)OBの政党”、“大企業の労働者たちの党”、“親北朝鮮党”といったイメージを払拭し、非正規職(パート・アルバイトなど)のための政党に生まれ変わる」と述べた。
シム代表は「今回の総選挙で最大のテーマとなるのは、大韓民国の最大野党を交代させるということだ。民主労働党は改革を通じ、強い進歩政党、最大野党を目指す」と語った。
さらに「多くの皆さんは4月の総選挙で、ハンナラ党の独走を懸念し、これを牽制できる対抗政党が必要だと口にされるが、新保守主義に屈服して国民の審判を仰ごうとする大統合民主新党は、李明博(イ・ミョンバク)政権を牽制できるだけの能力も資格もない」と述べた。
その上で「李明博政権は財閥や富裕層など、力のある人たちのための政権、二極化した社会の対立を煽る政権、土建屋の言いなりになる政権、そして権威主義政権になることが懸念される」とし、一方で李次期大統領の政府組織再編案については「高度成長時代の遺産である建設交通部と、重複した業務が多い情報通信部は廃止すべきだ。代わりに社会政策担当の副首相を置き、環境部や保健福祉部の役割を拡大するという案を検討している」と語った。
http://www.chosunonline.com/article/20080201000052
民主労働党改革案、『偏向的親北朝鮮行為』を削除−レイバーネット
『一心会』関連者除名理由『害党行為』に後退
民主労働党の命運を決定する臨時党大会の二日前の2月1日、シム・サンジョン 非常対策委が党革新と総選挙比例代表選出方案などに対する最終案件を確定、 公開した。争点の『一心会』事件関連者除名措置に関しては『偏向的親北朝鮮 行為』という根拠が削除された。『米軍撤収完了の時点で北核廃棄』の公約を 廃棄するという内容も改革案から抜けた。
『親北朝鮮』水引き..「基本原則不変」非常対策委側は否定
この日、非常対策委が公開した党革新案で、「いわゆる『一心会』関連党員の チェ・ギヨン、イ・ジョンフンの行為は明白な害党行為」で、「北朝鮮および 北朝鮮に関連した人物に伝えることを目的として党内の動向と党役員の身上と 指向を分析した資料を流出させたのは党憲・党規と党の機密を守る義務に違反 した」と規定した。
1月28日に公開された案件討論資料で、「党の綱領と党憲党規に違反して北朝鮮 に関する人物から指令を受けて活動し、党内にうしろ暗い組織を結成したなど の活動は、明白な偏向的親北朝鮮行為」という文章はまるごと消えた。
党が『一心会』事件の真相調査を始めかったことについては、当初の「党の親 北朝鮮的イメージを累積させた」という評価から「党内混乱と国民的不信を招 いた」に後退した。
関連者の除名措置以後の対策も、「党は北朝鮮を含み、いかなる外部勢力によっ ても党の独立性と自主性が壊されないことを明確にする」とだけ明らかにした。 当初の『北朝鮮当局に対する厳重な抗議と南韓の進歩政党運動に対する介入中 断を要求』から一歩退いた立場だ。
いわゆる『北核自衛論』が党綱領精神に反するという内容と共に、「大統領選 挙政策公約の『米軍撤収完了時点に北核兵器廃棄完了』は党論として決定して いないことを確認する」という規定も最終案件に含まれなかった。
これに対してキム・ソンヒ首席副報道担当者は「一心会事件に関して『偏向的 親北朝鮮行為』という用語が核心なのではなく、関連者の処理をどうするかが 重要」とし「内容を精巧に整える過程で文句調整があったが、1月28日の討論 資料で明らかにした基本精神や原則は変わっていない」と話した。
シム・サンジョン非常対策委代表はこの日の記者懇談会で、「党機密流出行為 は、北朝鮮ではなくハンナラ党にしたとしても容認できない。流出対象がハン ナラ党なら簡単に判断できたが、北朝鮮に関することなのですぐに措置できず、 国民に『偏向的親北朝鮮』という誤解を累積させた」と話した。党機密を北朝 鮮に伝える目的で流出したことより、これに対してすぐ措置をしなかったこと に『偏向的親北朝鮮』の原因があるという意味と解説される。
自主派は反対の立場を固守..党革新案の通過は暗い見通し
この日、改革案に猛烈に反対している党内の自主派に対し、非常対策委が『余 地』を示したが、自主派が改革案を受け入れる可能性は極めて低いようだ。自 主派内の穏健指向と言われるイ・ジョンミ前中央研修院副院長は、「『一心会』 事件の解釈が党員間で混乱していたが、事実関係や当事者の召命手続きも取ら ずに代議員で除名を決めるのは正しくない」と反論した。
党内の新党派はこの日、チョ・スンス前議員、キム・ヒョンタク前スポークス マンの離党と共に党大会に参加しないという立場を表明したが、状況を鋭意注 視しつつ対応を準備している。キム・ヒョンタク前スポークスマンは「党改革 案の本質を変え、字句の修正だと弁解するのは無理」とし「党改革案の通過を 望むというこれまでの立場を取り消す。全面的な問題提起とともに、相当の 措置を取らざるをえない」と伝えた。
シム・サンジョン代表は「今回の代議員大会の性格は日常的な性格と違い、 すぐ非常対策委の権限を行使するかどうかの信任を問う代議員大会」とし 「党員と国民が過去を代表するゴリアテではなく、未来を約束する小人の味方 をしてくれると確信している」と改革案の通過を訴えた。
一方、非常対策委は一心会事件の関連者が疑惑を否定していることについて、 党員に限って立証資料を公開する予定だ。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2008/1201894227134Staff
関連記事:
民主労働党・シム代表「立党8年目の危機、庶民路線で出直す」 −東亜日報「党内で偏向した親北朝鮮的な論議があるのは事実だ」
http://www.asyura.com/07/asia10/msg/295.html
※コメント:
>「“運動圏(学生運動)OBの政党”、“大企業の労働者たちの党”、“親北朝鮮党”といったイメージを払拭し、非正規職(パート・アルバイトなど)のための政党に生まれ変わる」
これは重要だよなーー。
日本の左翼政党の人にも読んで頂きたい。
社民党や共産党もこういった「宣言」を発表すべきでは。