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民主労働党(民労党)のシム・サンジョン非常対策委員会代表は、「昨年の大統領選での惨敗は『今の民労党ではだめだ』という国民の最後通告だ」としたうえで、「今は民労党8年の歴史におけるターニングポイントだ」と述べた。
「党分裂」という最悪の状況に直面した民労党を率いることになったシム代表は、「寝ていてもはっと目が覚める」と最近の心境を吐露し、「国民が望む進歩政治の方向だけを見て前進する」と語った。
24日、ソウル永登浦区文来洞(ヨンドゥンポク・ムンレドン)の党本部の党代表室で1時間にわたって行われた東亜(トンア)日報とのインタビューで、シム代表は「革新」という言葉を度々使いながら、「革新と国民との疎通によって、大衆進歩政党として第2の立党を果たす」と強調した。以下は一問一答。
――最近、「進歩政党の資格を喪失した」という批判とともに党員の離党が続いている。
「分党ではない。離党は、民労党の古い要素をいかにして克服し、しっかりした進歩政党にするのかという方法論的な違いの現われだ。革新が実現すれば、新党論は些細な水準にとどまり、党を出た人々もまた合流できる」
――党内の従北主義、覇権主義論議はどのように革新するのか。
「党内で偏向した親北朝鮮的な論議があるのは事実だ。これは、北朝鮮政府との関係や韓半島平和統一に関連して生じたものだ。従北主義に関する論議を、新しい進歩政党路線を確立する過程だと考えている。いわゆる多数派の覇権のために、党憲党規による厳正な評価が不十分だった点については、再評価を通じて正していく」
――代表就任後、「大衆進歩政党論」を主張した。具体的な戦略は…。
「これまで、制度政治内で国民との疎通に未熟な面があった。民労党は発足の際に庶民政党を目指したが、実践の過程で庶民からの支持を得ることに失敗した。庶民政党の方向に再び進んでいく」
――どのような政策変化を通じて、進歩大衆政党に生まれ変わる計画なのか。
「李明博(イ・ミョンバク)政府の下で、庶民が苦しむような分野で具体的な政策を出していく。李明博政府に対抗し、庶民経済、民生経済、人権、平和の大きく4つの分野で、民労党の政策を集中的に出していく」
――4月の総選挙の目標は…。
「数字には意味がない。党がどれだけ革新に成功するか、進歩政党としての可能性を高く評価されるぶんだけ変化していくことが重要だ。果敢に革新し、合理的な政策競争を通じて中心野党になる」
――民労党は、比例代表が中心だ。4月の総選挙で比例代表の公認はどうなるのか…。
「比例代表は大幅にオープンな形にする。まず、国民と第一線で疎通できる人を選ぶ。比例代表の上位10人のうち、少なくとも半数以上は党外の人物になるだろう。次に、分野別に精力的に実践してきた市民社会運動のリーダーに推薦を提案する考えだ。党内よりも進歩陣営において国民の信望を受けられる人たちで推薦委員会を構成し、決定する」
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2008012608318
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386スパイ:民労党、「一心会」関係者を除名へ− 朝鮮日報
民主労働党は27日、北朝鮮のスパイであったことが裁判で認められた、386世代(1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代)のスパイ組織「一心会」事件に関与した同党関係者らを除名することを決め、来月3日に開かれる臨時党大会に諮ることとした。
同党非常対策委員会スポークスマンのソン・ナック氏は、「非常対策委員会のワークショップで、党内の“一心会”関係者の行為はあまりにも北朝鮮に偏向しており、党の規則に違反したという点を明確にした」と説明した。除名の対象となったチェ・ギヨン元副事務局長とイ・ジョンフン元中央委員は、2006年12月にスパイ罪で起訴され、昨年12月に大法院(日本の最高裁判所に相当)で、それぞれ懲役3年6月、同3年の実刑判決を受け服役している。非常対策委員会はチェ元副事務局長とイ元中央委員について、「党内部の情報を外部に流出させ、外部の勢力の指導を受け党内でスパイ活動を繰り広げていた」と結論付け、スパイ罪を認めた裁判所の判決を受け入れた。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
http://www.chosunonline.com/article/20080128000028
※コメント:
現実的路線に転化するのだろうか。
だとしたら、日本の共産党や社民党も学ぶべきだろう。