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【主張】新「日韓」関係 李明博次期大統領に期待 - MSN産経ニュース
韓国の李明博次期大統領(2月25日就任)が新しい日韓関係を目指している。「経済大統領」「仕事師大統領」を看板に、対外関係でも「実用主義外交」を強調している。今後は理念や形式にとらわれず、実質的な外交を展開するとしている。
そうした意味だろうか、先ごろ外国記者団との会見で今後の日韓関係について、過去の問題でもう日本に「謝罪や反省は求めない」と述べた。日本とは「未来志向的な成熟した外交」を進めたいというのだ。これは対日外交における“過去離れ宣言”といっていいかもしれない。新しい成熟した日韓関係に向け大いに歓迎したい。
現在の盧武鉉大統領も当初は「もう過去には触れない」と公言していながら、その後、竹島(韓国名・独島)問題や靖国神社、教科書、慰安婦問題など歴史がらみの問題で極端な日本非難に転じた。首脳会談拒否などその反日外交によって日韓関係はひどく冷え込んだ。
「自主外交」を主張した盧政権下では米韓同盟にも揺らぎが見られた。李次期政権は政権交代に伴う盧政権との差別化政策として、対米信頼関係の回復を通じた「日米韓協力体制の強化」をあらためて強調している。その“外交修復”に期待したい。
盧政権の対日姿勢の問題点は、竹島問題などを機に日本を「侵略主義的」とか「東アジア地域の脅威」と非難するという、現実離れした日本観にあった。いずれも過去の歴史へのこだわりからくるものだ。その結果、対日外交は理念過剰の非現実的なものになり、日本とのスレ違いが目立った。
しかし李次期大統領は現代外交で最も重要な「経済」という現実を重視する。その基本は「求同存異(違いを残し同じを求める)」との声も聞かれる。歴史問題など違いにこだわっていては実利は得られないというのだ。
韓国は人々の価値観やライフスタイルを含めアジアでは最も日本に近い存在だ。国民の多くは実態的には日本に対し親近感が強い。過去イメージは大幅に後退しつつある。こうした現実を背景に、李次期大統領は“過去離れ”で実質的な対日外交を考えている。日本としても日韓新時代に向け、積極的にこれに呼応したい。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080121/kor0801210208000-n1.htm
※コメント:
もちろん、李次期大統領の“過去離れ”は国益を得るためのポーズに過ぎないのは言うまでもない。