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民主労働党平等派「分党は時間の問題」。幹部大量辞任 「第2創党」泣訴。−レイバーネット
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投稿者 桐島夏樹 日時 2008 年 1 月 11 日 12:07:00: OiywIqrhKwIs6
 

民主労働党平等派、大統領選挙以後初めての討論会

大統領選挙敗北後、民主労働党内の平等派が一席に集まった。1月9日、党内平 等派の『解放連帯』の主催で開かれた討論会だ。討論会の主題は、大統領選挙 の評価だったが、党内の最大の問題である『分党論』をめぐる論争が熱かった。 平等派は「現在の民主労働党とは絶縁すべきだ」と口をそろえた。

この日の討論者は、平等派内の各政派を代表して、解放連帯機関紙のキム・グァ ンス委員長、自律と連帯のチェ・ビョンチョン会員、前進のキム・ヒョヌ会員 が、自主派にちかいパン・ソクス基調室長が参加した。

「大統領選挙敗北は『政派連合党』の構造的な限界」

機関紙のキム・グァンス委員長は、大統領選挙敗北の原因として「汎与党圏没 落で空いた空間を自分たちが埋めるという幻想で、『改革的大衆』を獲得する という空虚な目標をたてた」とし「実体のない『改革的大衆』を追うために、 非正規職と庶民を無視した」と指摘した。

そのために権永吉候補が「当選するとすぐ顕忠園を訪問し、中小企業団体を訪 問して『反企業的イメージを脱皮しにきた』と話すなど、急進的な労働者政治 を強化するどころか、進歩政党のアイデンティティまで揺さぶる右向け右の動 き」により自ら失敗を招く手法を取ったという。

大統領選挙で提示された公約も、「資本主義体制と運営原理から抜け出す急進 的な主張を打ち出せなかった」と批判した。庶民所得保全政策や福祉拡大政策 も、「社会が工場、病院、大学を所有すべきだという急進的な要求と結合しな ければ、ポピュリズム的政策の羅列で終わる」と指摘した。

権候補が選挙戦略で『100万民衆大会』を打ち出したことについては、「大衆闘 争が不振を免れない中で、古い人為的な大衆動員方式で選挙構図を変えるとい う計画をたてたのは素朴な発想で、アマチュアリズムの極限状態」と話した。

キム・ヒョヌ会員は「右往左往する候補と選挙運動は、何のビジョンも指揮力 も持てない党の姿を如実に表わすもので、これは構造的な問題」と話した。続 いて「大衆組織を混ぜて政派連合で作られた民主労働党の構成が露呈する限界 を熟考すべき」と付け加えた。

チェ・ビョンチョン会員もこうした発言に同意して、「権候補は競選の時に自 身を支持した自主派を必要に応じて使い、政策と企画で優勢な平等派出身のシ ム・サンジョン-ノ・フェチャン選対委員長に全権を任せるべきであった」と主 張した。

チェ・ビョンチョン会員は「党内問題になったコリア連邦共和国が有権者全体 に伝えられなかったこと自体は正しいが、党の『核心支持層』に反主体思想派 の情緒を拡大させ、彼らの離脱を呼んだ」と批判した。

新党創党方式、指向などの悩みを残す

キム・ヒョヌ会員は、「現在、民主労働党構成の歴史的効力は終わった」と断 言した。続いて「政派連合党は、進歩政党運動の原則ではなく、取り得る方式 の一つでしかない。現実的に持続不可能なら廃棄する必要がある」と述べ、党 内自主派との『決別』を宣言した。

キム・ヒョヌ会員は「新党の創党は、単に時期と方式問題だけが残っている。 今やどのような新党で、どのような課題を実現するかという議論に渡らなけれ ばならない」と主張した。

続いて「民主労働党自らの分化と再構成、民主労総の展望は、それぞれとても 重大だが、『ポスト87年体制』の広い眺望の中で議論しろ」とし「さもなくば、 われわれは飾り物になるのをやめるかどうか、組織を生かすのか殺すのかとい う議論でしかない」と話した。

チェ・ビョンチョン会員は、「NL(自主派)-PD(平等派)の同居構造では、大統領 選挙の敗北を克服するのは不可能だ」とし「二大政派は明確に離れて、自主は 自主、平等は平等で、それぞれの進歩政党を実験することが正しい」と語った。

チェ・ビョンチョン会員は「分党でなければ一方の政派への権力集中で党体制 を改編する実験をして、それに失敗すれば権力からさっぱりと退いて他の政派 に総入れ替えするべき」とし「こうした制度的改革がなければ『分党と進歩新 党』の議論は、結局『時期』の問題だ」と見通した。

キム・グァンス委員長は「労働者階級は、民主労働党の限界を直視して新しい 代案の創出に努力しろ」と要求し、「社会主義政党の建設だけが、ドン底の 労働者民衆に新しい希望を与える」と述べた。

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/knews/00_2008/1199999591586Staff

政策委幹部など20人、「非常対策委合意案後退反対」

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2008年01月09日18時10分

民主労働党が非常対策委員会(非常対策委)の構成で混乱し、危機局面が続いて いるが、政策委員会幹部と研究員20人が1月9日、「今回の中央委でぜひ非常対 策委を構成して第2の創党を始めるよう訴える」と辞職の意思を明らかにした。 1月7日、京畿道党九里市運営委員会の全員辞任と離党に続く集団辞任宣言だ。

「第2の創党は私たちの生存問題..政派は既得権を放棄せよ」

政策委員会に所属する20人は、「われわれの辞職は、大統領選挙敗北に対する 当然の責任であり、新しい第2の創党の道に小さな一助とするためのもの」とし 「辞表を提出すること以外になにもできないという現実が残念だ。党員の皆さ んと国民に申し訳ない」と伝えた。続いて「私たちが辞表を提出すれば非常対 策委が何の負担もなくその役割を果たせると判断した」と辞職について語った。

彼らは「民主労働党が創党精神以外はすべてを刷新しろという国民の命令につ いて、党刷新のために決して政派の利益と個人の安全と危機を掲げてはならな い」とし「以前の拡大幹部会議で合意した全権を持つ非常対策委を早く発足さ せ、大統領選挙の評価、党革新、比例代表革命を即座に進めるべき」と要求した。

続いて「前職・現職指導部を含み、政派の責任ある人々は総選挙比例代表立候 補を放棄し、国民に信頼を与え、民主労働党の進歩性をはっきり印象づけられ る比例代表を構成すべきだ」と主張した。

彼らはまた「非常対策委期間の後も党選挙と運営での分派覇権主義を終息させ るはっきりした責任が必要だ」とし「第2の創党は単なる原則ではなく、われわ れの生存の問題」と強調した。この20人は1月13日に文来洞の中央党事務所に共 同辞表を提出する予定だ。

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/knews/00_2008/1199999538889Staff

九里市運営委全員が離党..「沈む難破船には残らない」

民主労働党が非常対策委員会(非常対策委)構成に難航し、対立が大きくなって いるが、九里市のペク・ヒョンジォン運営委員長をはじめとする運営委員9人全 員が離党を宣言した。

彼らは1月7日に全員一致で全員離党を決定し、「沈没する難破船に残って金庫 を探す愚は冒さない」と述べた。続いて「覇権主義を拒否し、民生を考える 『真の進歩政治の道』に新しく進み、意を共にするすべての人々と連帯する」 とし、この日、運営委員会を解散した。

党員の離脱現象は、すでに2006年11月から脱党者が入党者を超過するなどの 慢性的な問題として提起されてきたが、地域党幹部の集団離党は今回が初めてだ。

これに対してペク・ヒョンジォン運営委員長は「党が苦しい状況で不要な誤解 と論争を呼び起こしたくない」とし、インタビューを拒否した。京畿道党のキ ム・ヨンハン委員長は「普段ペク・ヒョンジォン委員長は、党が多数政派であ る自主派と中央党中心で運営され、ヒラ党員と地域党が疎外されていることに 深い問題意識を持ってきた」と伝えた。

一方、チョン・ヨンセ職務代行と全国市道党委員長は7日、非常対策委構成方案 をめぐってマラソン会議を繰り広げたが、結局結論を出せなかった。

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/knews/00_2008/1199999132180Staff

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