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(回答先: 運命の第17代大統領選挙、いよいよあす投票日 − YONHAP NEWS 投稿者 kaname 日時 2007 年 12 月 18 日 14:30:38)
【ソウル=久保田るり子】2002年大統領選挙で盧武鉉大統領当選に威力を発揮したインターネット世代が、今回は選挙に冷淡だった。各陣営は早くからネットを重視、中でも支持層の若い与党系、鄭東泳候補陣営はネット対策に現役大学生を動員したが、ネチズン(ネット市民)の動きは鈍かった。
最大の理由は「選挙前180日から候補を支持、推薦、あるいは反対する印刷物や上映、掲示等を禁止」との選挙法93条。3年前に改正されたこの法律で、ネット上でのネガティブ・キャンペーンも応援も封じられた格好だ。選挙妨害とみなされ中央選管に削除されたネット上の文章は、11月末で8万5000件に上った。
韓国大統領選挙で候補が公式サイトを持ったのは前回が初めて。当時、若者の支持を集めた盧武鉉氏のサイトには、1日80万件ものアクセスがあった。だが今回は支持率トップの李明博候補のファンクラブ「ミョンバク・サラン」でも会員7万人、アクセス数1日約1万件にとどまっている。
2002年は、386世代(30代、80年代に民主化運動に参加、60年代生まれ)がボランティア組織を作り選挙運動を行った。彼らは学生時代に「PC通信」で育ったIT世代で有力紙など既存のメディアに反発、ネット上で市民結集を呼びかけた。だが今回、386世代は現実派に様変わりしており革新系に批判的だ。
ネット社会に詳しい延世大学の尹栄赴ウ授(言論広報映像学)は「韓国国民を燃え上がらせる感情は憤怒だ。前回は米軍による女子中学生死亡事故による反米機運が盛り上がり、弱者vs強者という“憤怒の構造”がネット上で一気に広がった。だが与党系は今回、この構図を作れなかった。また前回はノサモ(盧武鉉を愛する集い)がネットの中心になったが、今回は党はあっても自生的に動く組織は作れなかった」と分析している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/071218/kor0712182318001-n1.htm