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2007年12月14日22時51分
韓国大統領選で支持率トップを走る李明博(イ・ミョンバク)氏を擁する最大野党・ハンナラ党と、巻き返しに向け同氏の疑惑を追及しようとする与党系の大統合民主新党(民主新党)の議員らが14日、国会で激しくもみ合い、けが人が出る騒ぎになった。19日の投開票を前に与野党の対立が激しさを増している。
李明博氏の株価操作への関与疑惑は、5日に検察が「関与なし」と発表したが、大統領選で鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏を擁立する民主新党側は納得せず、疑惑を改めて捜査するための特別検察官の任命を求める法案などを提出した。
同党は14日の本会議採決を目指したが、13日からハンナラ党議員らが議場に立てこもり、チェーンなどで議場を封鎖。そこに民主新党の議員らが突入し、乱闘でけが人が出たため、決着は17日に持ち越された。
同選挙では、14日付の有力紙・東亜日報が選挙期間中最後となる世論調査結果を掲載。李明博氏が40%、鄭氏が15%、無所属の李会昌(イ・フェチャン)氏が12%で、李明博氏が最終盤まで独走態勢を維持。朝鮮日報や中央日報の調査でも同じ傾向で、13日発表の中央日報の調査では、李明博氏の支持者のうち8割以上が「投票まで支持を変更しない」と答えている。
他の候補の逆転の可能性は低く、李明博氏の疑惑追及にすがるしかないのが実情だ。
http://www.asahi.com/international/update/1214/TKY200712140323.html