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http://0000000000.net/p-navi/info/news/200612170953.htm から転載。
2006.12.17
米国、ファタハの治安部隊に資金提供
ハマスのハニヤ首相の車列への襲撃、アッバス議長による早期選挙の呼びかけとハマスによる拒否、ファタハとハマスのサポーターによる衝突とパレスチナの混乱は増している。
このような時期に米国ライス国務長官は、ファタハ(アッバス)支配下にある治安部隊に数千万ドルの資金提供を計画している。「ガザの混乱を収拾するため」との理由はつけているが、ライス長官はハマスを抑えるためにファタハに力をつけさせることを意図しているとも明言している。
「ハマスは「国際水準」に合わせる意志を持たないので、統治が出来ない」ともライス。
米国はハマス側に資金が渡らないように綿密に計画を立てているという。
また、EUもパレスチナの経済破綻を支援するために、ハマスの自治政府を迂回して支援金を送ることの延長を決めた。
[治安部隊に渡す資金を人々に回すほうがパレスチナの経済状況も上向きになるだろうに……。ライスが画策している治安部隊への資金提供は、パレスチナの内戦的状態を助長するものになりかねない。内戦的混乱も元はと言えば、ハマスが選挙に勝ったことでイスラエル・米国・EUが経済封鎖を行い、それで起きた経済破綻から抜け出すためにアッバスが行おうとしている強硬選挙に負うところが大きい。種を蒔いているのは選挙で勝ったハマスを認めないとする外部の国々で、ハマス潰しがパレスチナ内部の混乱という形を取っていると見たほうがよい。ファタハが政治的権力を取り戻したところで、経済はいくばくか良くなるだろうが、入植地や壁で細切れにされた領土に対しては何もできない。]
( Rice says she would seek funds for Palestinian security forces 、 Five Palestinian Residents Wounded in Internal Clashes in Southern Gaza などによる)
[書きかけ]
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