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□岐路に立つ米軍は捨てばち戦術採る [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2006/12/12(火)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆岐路に立つ米軍は捨てばち戦術採る
☆米軍ヘリ不時着、18人が負傷 2006/12/12
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☆★岐路に立つ米軍は捨てばちの戦術採る
CorneredMilitaryTakestoDesperateTactics
ダール・ジャマイルの中東速報 2006年12月9日
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DahrJamail'sMidEastDispatches
http://dahrjamailiraq.com
InterPressService(IPS)
DahrJamailandAliAl-Fadhily
ファルージャ発(12月9日) 米軍の占領に対するレジスタンスが勢いを増
す地域に住む人々は、占領軍からの集団懲罰をますます強く受けている−−住民
たちが語った。
バグダッドの北200キロに位置し2万5000人の人口を擁するシニヤの街
は、2週間も米軍によって包囲されてきた。
米軍がレジスタンスの攻撃を阻止しようとあがいて砂袋の壁を6マイルも築い
たとき、インター・プレス・サービス(IPS)は1月20日にシニヤの不安な
状況をレポートした。
シニヤは不安定だが産油地であるサラハディン州のバイジ市の近くに位置し、
イラクのほとんどを掌握できなくなった占領軍によって採用された強硬戦術の実
践例となった。
同市の医者は衛星電話を通してIPSに、「2週間の包囲期間中に13人の子
どもが死んだのは、米軍が総合医療センターを閉鎖し個人診療所を開くことも医
者に許さなかったせいだ」と報告した。
その医者は米軍からの報復を恐れて匿名(とくめい)を条件に話した。米軍が
シニヤ市を外界から遮断してしまったので、IPSは彼に電話で連絡をとること
にした。
医者は、「米軍がここをこのように包囲をするのは初めてではないが、今回は
殺害をともなっている」と話した。
バグダッドに駐留する米軍の渉外担当(広報)将校は、IPSの電話取材に、
軍はシニヤの内外で「テロリストと戦うために必要なこと」をやっており、「医
療援助には何ら干渉していない」と答えた。
IPSがシニヤ市内の医者からは相違する情報を得ていると告げると、彼は「
そちらが間違っているんだ」と返答した。
今回の包囲はシーア派に支配されマリキ首相の率いるイラク政府に対する恨み
を生みだした。彼が市民の死に触れなかったからだ。彼(マリキ首相)はバグダ
ッド市内のシーア派地域であるサドル・シティー周辺からは検問所を引き揚げる
ように米軍に要請したが、スンニ派住民はそれを対照的な首相の姿勢を見落とさ
なかった。
イスラム教内の異なる2つの宗派であるシーア派とスンニ派のあいだに宗派抗
争が生起している。世界的なスンニ派が多数派だが、イラク国内ではシーア派が
多数派であると言われている。
マリキ政府に参画しているイスラム党の指導的メンバーであるアブドル・カリ
ーム・アッ・サマライは、バグダッドの衛星チャンネルに登場して、「米軍のシ
ニヤ包囲と治療をさせるなという米軍の命令のために」、シニヤでは13人の子
どもたちが死んだと述べた。
シニヤとは別のドルイヤという小さな街(バグダッドの北方60キロ)は、米
軍によって3週間も包囲された。
サマッラ市議会のサミル・ムハンマドはIPSの取材に、「彼ら(米軍)はサ
マッラ近郊のドルイヤに何度も包囲作戦を採用し、最後の包囲は先週、部分的に
解除された」と語った。
ジュネーブ条約は集団懲罰(一般市民を含む地域全体を包囲攻撃する作戦/訳
注)の採用を禁止している。国際法には、ある国を占領する当局は一般市民の安
全を守る責任があると書かれている。
バグダッドの西方に広がるアンバル州のファルージャは、地元住民によると、
米軍によって攻撃と嫌がらせを受けつづけている。
ファルージャ住民ハラフ・ダウード(55歳)は、「なぜ、彼らは自分たちの
失敗を認めて立ち去らないのか?」とIPSに語った。「市内のあちこちで米軍
は攻撃を受け兵士が殺された。米軍がやっていることは、復讐としてファルージ
ャを経済的に窒息させ、一般市民を殺害するだけだ」。
ファルージャではレジスタンスのスナイパーが米兵を狙撃したあと、三日間、
電気の供給が止められた。米軍車両は攻撃を受けながら市内をパトロールしてい
る。
幾人もの地元住民がIPSに、ファルージャでは平均して1日に1人が米軍の
銃撃で殺され、民家への襲撃も段階を隠して手荒なものになった、と語った。
ファルージャの米軍司令官は先月、自分の部隊とイラク軍部隊に対して、毎日
平均して少なくとも5回は攻撃がある、と地元メディアに認めた。ファルージャ
住民の圧倒的多数が彼らの街から米軍が無条件に撤退することを要求し続けてい
る。
他方、アンバル州の州都ラマディの状況はさらに悪化するばかりだ。住民はI
PSの取材に、米軍機とヘリからの爆撃で多くの市民が殺されたと語った。
IPSは11月17日付で、米軍がラマディの民家を砲撃し35人の一般市民
を殺害したとレポートした。
ラマディ市の部分包囲は続いており、マリキ政府が編成した新しい軍隊は「テ
ロと戦う」という名目で市内の若者たちを拘束してきた。
軍は最近、ラマディ市にあるアンバル大学を占拠し、学生への嫌がらせを始め
た。戦士が構内に入る前に、アメリカ兵が大学に通じる主要道路を封鎖した。
「彼らは大学の学長に嫌がらせをし、彼がアルカイダの指導者だと難詰した」
−−大学教授が匿名(とくめい)でIPSに語った。「学長は化学の教授をつと
める温厚な人物であり、大学院で修士と博士課程の指導をしながら生涯を科学に
捧げてきた」。
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☆★米軍ヘリ不時着、18人が負傷 2006/12/12
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http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006
米軍発表によると、米軍の大型輸送ヘリCH−53Eが11日の昼、アンバル
州に不時着し、乗っていた21人のうち18人が負傷した。海兵隊に所属するヘ
リで、不時着した正確な位置は発表されず、不時着にいたった原因については調
査中としながらも、攻撃を受けたのではなさそうだと発表した。
ロイター通信およびミドルイースト・オンラインの報道によると、同機は米軍
に配備されているヘリでは最大の機種で、スーパー・スタリオンと呼ばれ、兵士
と物資の定期輸送をおこなっていたという。負傷者のうち、治療後にすぐに原隊
に復帰できた兵士は9人だけだった。
12月3日にはCH46チヌーク・ヘリがアンバル州で撃墜されており、米軍
機が撃墜ないし不時着にいたったケースは、最近2週間のあいだに3機目である
。11月27日にはバグダッドの北西、ファルージャの近郊で米軍のジェット戦
闘爆撃機が撃墜された。
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