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(回答先: 「大国の責任は、支配ではない」 アナン氏、最後の演説 [朝日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 12 日 20:11:50)
□大国の責任は、世界への奉仕 米のイラク戦 最後まで批判 [東京新聞]
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20061212/eve_____kok_____001.shtml
大国の責任は、世界への奉仕
米のイラク戦 最後まで批判
【ニューヨーク=石川保典】国連のアナン事務総長は十一日、米ミズーリ州のトルーマン大統領記念図書館で演説し、名指しは避けながらもイラク戦争以来、関係が悪化したブッシュ政権を批判。国連創設に強く関与したトルーマン氏の言葉を引用して、米国の“理想への回帰”を望んだ。
イラク戦争を「違法」と断じてきたアナン氏は「(米国がトルーマン氏の)理想と目的を放棄したとき、友邦たちは苦しめられ困惑した」と指摘。「大国の武力行使は、皆が認める規範に沿った正当な目的だと確信されるときだけ、世界は正当性を信じる」と述べ、国連を無視したイラク戦争をあらためて批判した。
アナン氏は、トルーマン氏の「いかに強大であろうと、自国の利益のために行動を正当化してはならない」「大国の責任は世界への奉仕。支配ではない」などの言葉をちりばめ、「国連安保理は自国の利益を追求する場ではない。常任理事国は特別な責任を果たさねばならない」と求めた。
今年末退任するアナン氏が一般向けに演説するのはこれが最後。任期十年の五つの教訓を披露し「米国が前世紀につくり上げた(国連など)多国間制度は、今も先見ある米国のリーダーシップを渇望している」と結んだ。