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2006-12-09 10:36:12
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/80ac710c49c34ec5e9248d24b011de1d から転載。
米軍がイラク中部で女子、子供など市民数十人を処刑 ほか/アラビアニュース [イラク]
【イラク通信の報道】
米占領軍はイラク中部での陸と空からの作戦で、8日女性二人を含むアルカーイダのメンバーの疑いのある20人を殺害したと発表した。
【イラク・パトロールの寸評】
又してもイラクの家族が殺害され、敵(米軍)はアルカーイダを狙ったと発表している。このような事件は頻出するがその度に、(イラクの愛国勢力に)敵対的な報道機関は、アルカーイダと連呼するため、聞き手は愛国的な抵抗運動はもはや無くなったと想像してしまうほどだ。しかし現段階の米国としては、これこそが求められているのだ。今や米軍は「サダミスト(サダム・フセイン元大統領の支持者)」とか「バース党員」などという呼び方を口にせず、もっぱら「アルカーイダ」だ。(サウジ資本の衛星テレビの)アルアラビーヤが昨日放映した対話番組で女性司会者は、全ての出演者に「イラクは他の何処よりもアルカーイダの巣窟になってしまいました。イラクで戦う者は全てアルカーイダです」と強調していた。別の推察を述べる出演者がいると、その発言を遮り、アルカーイダへの意見を尋ねていた。
【AP通信の報道】
イスハーキー市のアーミル・ファイヤード評議会議長は、住宅二戸への爆撃で女性7人、子供8人を含む19人が殺害されたと語った。同市の警察もこの発言を支持した。一方、米軍は、「残念ながら、女性も男性もアルカーイダに協力している」とコメントした。
【イスラム・メモの報道】
本紙通信員が目撃者から得た証言によると、米占領軍はイスハーキーに落下傘部隊を降下させ、地域を包囲し、ムハンマド・ハサン・ジャルムードと彼の兄弟マハムードの住居に侵入、家族を引き摺り出し、銃で処刑した。その後占領軍は女性4人と子供と男性各10人の
殉教者の遺体を家の中に運び入れ、空爆し二軒は全壊し深い穴が出来た。別のコケット弾が近くの家を直撃し、子供と女性を含む6人が殉教した。殉教者の総計は30人で、10人が負傷した。
【読者の書き込み】
ベーカー・ハミルトン報告書ではイラクでの武装行動にアルカーイダが占める割合は3%を超えないとされているのに、ブッシュはブレアとの昨日の会談で反対のことを言っていた。メディアのラッパはご主人様の発言を未だに繰り返している。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=17613 全壊家屋と遺体の写真はロイター提供
別の写真
http://www.iraqpatrol.com/portraits/eshaqi.jpg
その後、イラク通信なども死者32人と伝えている。
イラーキ・リーグもイスラム・メモと同様の報告を書いている。
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=6401 写真は前回のイスハーキ攻撃の犠牲者
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【短報】
* ラムズフェルド:在職中最悪の時はアブー・グレイブ事件を耳にした時 「ABC」 【今年最高のブラック・ユーモアだ】
* ベーカー報告書:在イラク米国大使館職員千人のうちアラビア語を使えるのが33人、うち精通者は6人のみ 「meol」 http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/1206/sfara_081206.htm
* イラク戦略研究所:イラク人の97%が殆どの大臣や議員の名前を知らないが9割が武装組織や民兵組織の長の名を知っている 98%がイラクの出来事をテレビで知る
http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/1206/asma2_081206.htm
【ビデオ】11月23日200人以上が死亡したサドル・シティーの爆発物はバドル旅団のハカムという男から受け取ったとマハディー軍の尋問間に白状する実行者のフィラース・リカービー(シーア派。後、処刑) 【これでサドルのイラン離れに繋がるか?】
http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/1206/thwra_031206.htm ビデオは画面下の青文字
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パネル:アメリカはイラクにおける攻撃を過小報告している
ロバート・バーンズ記者 AP通信 , 2006年12月6日; 8:31 PM ワシントン
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ブッシュ政権の政策目標に沿うようにすべく、アメリカの軍事および諜報情報関係者は、体系的にイラクにおける攻撃の数を過小報告している、と超党派のイラク研究グループは述べた。
イラクを安定化させる為のアメリカのやり方を改良するための一環として、このグループは、水曜日 国家諜報情報部門の長と国防長官は、より正確な全体像を得るべ
く 戦闘データの収集を変更するよう推奨した。
パネルは、7月のある日、アメリカの関係者が93回の攻撃あるいは、重大な攻撃行為があったと報告しているという。「しかし、報告を入念に検討すると、その一日で1,100回の暴力行為があった」と述べている。
「事件を報告書やデータベースに入れないようにするためのフィルターとしての攻撃行為記録のための標準だ」。例えば、一人のイラク人の殺害は必ずしも攻撃のうちには数えられず、アメリカ人を傷つけていない道ばたに仕掛けられた爆弾、あるいはロケット、迫撃砲攻撃も計算に含まれていない。更にまた、もしも宗派的攻撃の主が確認できない場合、その攻撃は暴力行為のデータベースには加算されない。
「政策目標との矛盾を極小化するような形で情報が体系的に収集されている場合には、良い政策を立てるのは困難だ」と報告は述べている。
レポートについての主張に対するペンタゴン・コメントが欲しいという要求は、即座には回答が得られなかった。
アメリカのアナリストの中には、議会に対するイラクの状態についてのペンタゴン報告は暴力行為や、事件を過小にしていると何ヶ月も苦情を言ってきた人々もある。戦略国際研究センターのイラク研究者アンソニー・コーズマンは、11月報告の中で、ペンタゴンは多くの低レベルの暴力事件や、ある種の民間の攻撃を割愛していると述べている。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/12/06/AR2006120601325_pf.html
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宗主国アメリカから属国日本への新たな年次改革要望書が12/5に手渡された。
大本営報道機関であるテレビも新聞も過小報告。
というより「全く無視」。
代わりに、石原都知事のせがれ援助やら、他の知事の逮捕、石原真理子の男遍歴、いじめ自殺、交通事故報道に忙しい。
どれがより多くの植民地奴隷に深刻な影響を及ぼすのか、あきらかだろう。
新たな年次改革要望書によって、今度は何が搾り取られ、乗っ取られるかを報道する機関がもしあれば、それが報道機関。テレビ新聞はアメリカの攪乱呆恫機関。
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goose さんの労訳とコメントです。以後明記しませんが、 goose さんの訳されたものは全て全文転載歓迎とします。一日に1100回の暴力行為が97回と報告される。政府の発表なんてこんなもの。
【アラビア・ニュース】 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/