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□<投獄記者>世界24カ国で134人 中国が31人と最多 [毎日新聞]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/journalist/story/08mainichiF1208e022/
<投獄記者>世界24カ国で134人 中国が31人と最多 (毎日新聞)
【ワシントン和田浩明】報道内容が原因で投獄中のジャーナリストが1日現在、世界24カ国で134人に達し、2年連続で増加したことが7日、ジャーナリスト保護委員会(CPJ、本部・ニューヨーク)が公表した年次調査で判明した。3分の1がインターネット媒体の記者や編集者ら。国別では中国が31人と最多で、キューバ(24人)、エリトリア(23人)、エチオピア(18人)、ミャンマー(7人)の上位5カ国が全体の75%以上を占めた。
過去10年間の最多は02年の139人で04年には122人まで減ったがその後増加に転じ、今年は05年の125人から9人増えた。職種別では新聞や雑誌など紙媒体の記者、編集者、カメラマンが最も多く67人で、インターネット媒体の49人、テレビ8人、ラジオ8人など。ネット記者らの投獄は97年に同委が初めて報告して以来増え続けており、最多の今年は前年比8人増だった。
国別では、中国が8年連続で最も多かった。中国の場合、31人のうち、約4分の3は定義があいまいな「反国家犯罪」に問われ、19人がネット記者・編集者らだった。例えば、天安門事件(89年6月)記念日の報道に関する中国当局の指示を電子メールで米国に送信し「国家機密漏えい罪」で禁固10年の刑に服している記者もいる。エリトリアでは裁判なしの投獄も行われている。米国も2人を裁判なしで長期拘束中だという。
CPJのジョエル・シモン事務局長は「独裁国家はインターネットを情報統制の最前線と見ており、報道の自由のための戦いは重大な局面に入った」と指摘、中国の「ネット統制」の動きを強く批判した。
[毎日新聞12月8日]
[2006年12月8日10時26分]