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□10日に大規模な倒閣集会計画 ヒズボラ指導者が言明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2829594/detail
10日に大規模な倒閣集会計画 ヒズボラ指導者が言明
【アルジャジーラ特約7日】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者、ナスララ師は7日、反シリアのシニオラ現レバノン政権を倒すため、10日に首都ベールートで大規模な反政府集会を開くと明らかにした。
ナスララ師はまた、混乱した現状を回復するためには、ヒズボラが提唱している「挙国一致政権」の樹立が急務とあらためて主張するとともに、大規模集会でシニオラ政権に強い圧力をかけると強調した。
さらに同師は、「われわれが(倒閣運動を)あきらめると考えるのは幻想にすぎない。挙国一致政権の樹立をあくまでも要求し続ける。さもなければ、レバノンは外国勢力の意のままにされてしまう」と警告した。
これに対しレバノン外務省の高官はアルジャジーラに対し、「政治改革には(大衆集会や挙国一致政権とは)別の方法もある」とナスララ師の要求に反対、続けて「正しい政治手段に従って事を進める必要がある」と言明した。
一方、ヒズボラが呼び掛けた反政府集会は7日もベイルートの中心部で行われ、ナスララ師の発言が会場に設置されたスクリーン2台で流されると、数千人の集会参加者たちの間から大きな歓声がわき上がった。
同師はその中で、「シーア派教徒の青年が殺害されたものの、集会参加者はその挑発に乗らず、集会を平和的に続けている。国家の分裂や内戦は望まない」と訴えた。
ナスララ師が呼び掛けた今回の反政府集会は今月1日から続き、シーア派に加えてキリスト教勢力など親シリア派の支持者たちが参加している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年12月08日17時11分