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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/12/04
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108010635.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/12/08 (金)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 12月4日付
◆ハディッサ近郊: 大型ヘリ撃墜で米海兵隊10人死亡
◆米軍が身体検査復活、ファルージャの女性は戸外に出ず
◆バグダッド: レジスタンスがタラバニ大統領側近を射殺
◆バグダッド: レジスタンスに待ち伏せされ米兵2人死亡
◇シニヤ封鎖: 戦闘でアメリカ兵9人死亡
◆マフムディヤ: シーア派民兵と政府軍が村を襲い戦闘に
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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年12月4日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 4 December 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1206/iraqiresistancereport_041206.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ハディッサ近郊: 米軍ヘリ撃墜で海兵隊10人が死亡
10 American Marines killed when Resistance fighters shoot down US helicopter
12月3日午後、バグダッドの北西236キロに位置するハディッサ近郊では、イラク
・レジスタンスがストレラ対空ミサイルでチヌーク米軍ヘリ(大型輸送ヘリ:訳註)を撃
墜し、米海兵隊員10人が死亡した−−イスラム・メモが4日午後3時19分の速報で伝
えた。
イスラム・メモの通信員は、バルワナにあるハディッサ・ダムの付近から飛び立ったば
かりの米軍ヘリにレジスタンス戦士がストレラ・ミサイルを発射した、とレポートした。
目撃者の話では、ヘリはすぐに墜落し、地上では残骸が炎に包まれているのを見ること
ができたという。米軍は攻撃のあと即座に墜落現場を封鎖した。15分ばかりして、アメ
リカ兵とイラク・レジスタンス戦士とのあいだに激しい戦闘が勃発した。その銃撃戦での
犠牲者に関する情報は得られていない。バルワナの地元住民は、ヘリに乗っていた10人
の海兵隊員が墜落時に死んだのを確認したと話した。
米軍側は最初、ダムの背後にある湖に米軍ヘリが不時着したあと、海兵隊員1人が死亡、
3人が「行方不明」と発表した。その後AP通信が流した記事には、ヘリの墜落で4人の海
兵隊員が死亡したという米軍発表が引用された。
米軍はお決まりのように事実を隠しつつ、「第3海兵航空群所属のCH46(チヌーク)
ヘリ」がハディッサ・ダム近くのカディシヤ湖付近に墜落したとだけ発表したが、ヘリが
撃墜されたことも、地元の目撃者から犠牲者数が報告されたことも明かさなかった。
◆米軍が女性の身体検査、ファルージャの女性は戸外に出ず
Residents of al-Fallujah vow to keep women off the roads
after US troops resume practice of doing body searches of Iraqi women
イスラム・メモは4日午後12時56分の速報において、米軍が3日にファルージャの
女性に対する身体検査を復活させたと報じた。女性への身体検査はしばらく前に強い圧力
があって米軍は禁止していた。
イスラム・メモのファルージャ通信員は現地の証言者からの話として、市内に通じる道
路にあるすべての検問所で米兵が何ら理由を説明することなく女性への身体検査を開始し
たとレポートした。その米軍の行為に憤激した地元住民は、いかなる理由であれ、たとえ
病院に通うためであっても、女性を外に出さないことにした。
身体検査がそれほどに重要な理由について、イスラム・メモの通信員は、アメリカ兵は
しばしば男性兵士に女性の身体検査をさせており、たとえ女性兵士によるものであっても、
それは故意に侮辱する嫌がらせ行為だと地元住民が指摘したと報じた。
地元住民によると、アメリカ兵は女性の身体検査をおこなう場所に集まっては嫌がるフ
ァルージャ住民が女性を米兵の手にゆだねるのを強制し、女性兵士が検査する場合にも多
くの男性兵士がその場にいて、基本的な道徳のかけらもないさらしものにしている。
◆バグダッド: レジスタンスがタラバニ大統領側近を射殺
Resistance men gun down two members of entourage of Jalal Talibani
イラク・レジスタンスはバグダッド市内マンスール地区でアメリカの傀儡「イラク大統
領」タラバニの側近2人を射殺した−−イスラム・メモが4日午後8時27分の測伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、攻撃はマンスール地区にあるアラブ首長
国連邦の大使館近くで発生したとレポートした。親米クルド分離主義者の民兵組織ペシュ
メルガの将校2人がトヨタのランドクルーザーに乗ってアッ・サア・レストランに向かっ
ていたところ、運動着姿で武器をもった男たちがその車両に発砲した。
目撃者の話では、2人のペシュメルガは即死。レジスタンス戦士は車から死体を引きず
りだし、人々にわかりやすいように彼らの身分証を道路のまんなかに横たえられた死体の
胸の上に置いた。
レジスタンス戦士は素早く現場から離れた。米軍とイラク傀儡軍が包囲した現場では、
殺された男の1人はタラバニ大統領の妻の親戚だというウワサが流れた。
◆バグダッド: レジスタンスに待ち伏せされ米兵2人死亡
Two US troops reported killed in Resistance ambush in Baghdad
イスラム・メモは4日午後2時44分の速報で、イラク・レジスタンス戦士がバグダッ
ド中心部で米軍パトロール部隊を襲撃したと伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、機関銃で武装したレジスタンス戦士の一
団がサファラト通りをパトロール中の米軍部隊を攻撃し、ハンビーを走行不能にして米兵
2人を殺したと報じた。3人目も負傷した。
目撃者たちは、アメリカ兵が攻撃に反応して無差別に銃撃したにもかかわらず、レジス
タンス戦士は待ち伏せ攻撃をおこなったあと犠牲者を出すことなく退散することができた、
と話した。
◇レジスタンスの砲撃でマフディ軍民兵15人以上が死傷
◇レジスタンスが親米SCIRIのメンバーを誘拐
◇レジスタンスの爆弾でハンビーの米兵全員が死傷
◇バグダッド南西部のマフディ軍拠点をロケット弾攻撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆シニヤ封鎖: 戦闘でアメリカ兵9人死亡
Nine American troops reported killed in battles in locked-down city of as-Siniyah
米軍によるシニヤ封鎖が3日目を終える頃、米軍ヘリの大群が一帯の上空をおおい、大
きな爆発がアメリカ軍に包囲された地域を揺るがした−−イスラム・メモが4日午後7時
14分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員はシニヤ在住者が電話で話したこととして、レジスタンス戦士
が3日と4日朝に4台の米軍車両を破壊し、このレジスタンスの作戦行動でアメリカ兵9
人が殺されたと語られていると報じた。
シニヤ住民は、アメリカ兵が水道と電気を停め、市内に外出禁止令も出したと話した。
これまでに地元住民200人以上が拘束されたが、その一部は釈放された者もいるという。
傀儡内務省の治安部隊マガウィルがアメリカ兵と一緒に掃討作戦に参加しており、地元
住民に対する彼らの行為はアメリカ兵よりも悪く憎しみがこめられている−−シニヤ住民
が報告した。
●ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: ニセの検問所で市民7人が誘拐される
●バビル州 Babil Province
◆マフムディヤ: シーア派民兵と政府軍が村を襲い戦闘に
Battle erupts as Shi‘i sectarian gunmen and puppet regime troops jointly attack Sunni village
傀儡内務省のサソリ旅団と親イラン民兵マフディ軍の合同部隊がスンニ派のガリア部族
の住む村々を襲撃している−−イスラム・メモが4日午後2時2分の速報で伝えた。バグ
ダッドの南30キロに位置するマフムディヤの近郊である。
イスラム・メモの通信員は、アメリカ軍に支援されたシーア派部隊と部族民とのあいだ
で戦闘になり、レポートしている時点でなお戦闘は続いていると伝えた。
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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