★阿修羅♪ > 戦争86 > 690.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(3日)レバノンのシニオラ政権が崩壊の危機
★(4日)クリスチャンとユダヤ人の共存の遺跡
★(5日)安息日のフライトに「神の怒り」?
****************************************************
2006年12月3日(日)
****************************************************
*金曜にベイルートでは大規模な反政府集会が行われた後、数千人が政
府の建物前で座り込み。シニオラ政権が倒れ、イランの属国が誕生す
ると懸念する声が、アラブ諸国の間でも高まっている。(H,P,Y)
*自治政府のハニエ首相がアッバス議長の辞任要求を拒否。アッバス議
長は連立政権交渉を断念して、解散総選挙を目指す構えだが、ハニエ
首相は交渉継続を求めた。(H,P,Y)
*イスラエルに西岸地区とゴラン高原からの撤退を求める国連決議。毎
年この時期には恒例の決議で、実効性は無い。(H,Y)
*シナイ半島で4人のパレスチナ人テロリストがイスラエル人観光客殺
害を狙っているとの情報が入り、エジプト警察が追跡中。(H,P,Y)
*停戦後にガザから撃たれたロケット砲は14発に。停戦に反対するス
デロット住民は首相官邸前まで行進して抗議。一方、テルアビブでは
和平交渉の進展を求める左派勢力がデモを行った。(P,Y)
*ヤロン元参謀長が、ニュージーランドで逮捕寸前に。人道に対する罪
で市民が告訴したため。政府判断で逮捕状は執行されなかった。(Y)
*イスラム的な服装をしない女性を攻撃するとの警告ビラを、武装組織
がガザで配布。インターネットカフェの襲撃も同組織の犯行か。ガザ
にイスラム恐怖政治が広がる兆しと懸念する声も。(P)
*16世紀に出版されたユダヤ注解「ミクラオット・ハゲドロット」の
更新作業がバルイラン大学で進行中。予算不足で中断寸前だったが、
25万ドルの匿名献金で1年間の継続が決まった。(H)
****************************************************
2006年12月4日(月)
****************************************************
*レバノンとの国境にあるガジャル村のレバノン側から国防軍が撤退へ。
代わって国連の平和維持軍が管理を行う。同村は村内に国境フェンス
が無いため、テロ活動や麻薬取引の舞台となっていた。(H,Y)
*国防軍が西岸地区でのテロリスト拘束作戦を抑制へ。ガザで続くロケ
ット砲の発射に対しても反撃を自制することを決めた。(H)
*イスラエル国内での自爆テロを目指していたテロリスト2人を、国防
軍がジェニンで拘束。(P,Y)
*国防軍が全戦車や輸送車にミサイル砲防衛システムを搭載へ。国産の
防衛システム「トロフィー」は数年前に完成していたが、予算不足で
搭載が遅れ、レバノン戦争での大きな損害につながった。(H)
*ヒズボラが大量のミサイルをシリア経由で補給していたことが判明。
シニオラ政権の不安定化を受けて、再びイスラエルに攻撃を仕掛けて
くる可能性は高いと見て、国防軍は警戒を強めている。(P)
*夏の戦争で消失した森林の再生をJNFが計画中。従来は松だけを植
えていたが、別の植樹法の実験も行われる。(H)
*左翼政党メレツがユダヤ人の父から生まれた子もユダヤ人と認める法
案を提出。しかし、反対者が多く法成立の可能性は低い。(P)
*エルサレムでアラブ人女性とユダヤ人女性の生涯出産数が3.9人で
並んだ。アラブ人の出産数が減りユダヤ人の出産数が増えたため。(H)
*テルアビブの南東にあるミシュマル・ダビドで大規模な十字軍時代の
町の遺跡を発掘中。クリスチャンとユダヤ人が共存していたが、後に
イスラム教徒によって征服されたと見られている。(P)
****************************************************
2006年12月5日(火)
****************************************************
*自治政府のハニエ首相が日曜からシリアを訪問中。シリア政府高官と
の会談のほか、ハマス指導者のマシャールとの会談も行われた。国防
軍兵士の釈放に向け何らかの進展か。(H,Y)
*ベイルートではスンニ派とシーア派の衝突で1人が死亡。反政府勢力
は座り込みを続けており、軍は厳戒態勢をとっている。(H,P,Y)
*国防軍のテロリスト拘束作戦で、逃げようとしたパレスチナ人1人が
撃たれて死亡。この5日間で、4人のパレスチナ人が国防軍の作戦に
より死亡している。(P,H)
*多数の兵士が戦死するよりは、兵士2人が帰らない方がましだと、オ
ルマート首相がレバノンでの停戦の理由を高校生に説明。(H,P,Y)
*タミル教育相が教科書に1967年の軍事境界線を明記することを推
進へ。オスロ合意以後に発行された教科書でも、西岸地区やアラブの
都市が表示されていないものが多いため。(H)
*国防軍が入植地撤去反対運動をした入植者を徴兵から除外したと、右
派団体が非難。国防軍は記録の開示を拒否している。(H)
*ラマラで行われた国際エイズデーの集会で、パレスチナにエイズを広
げたのはイスラエルの策略だとギリシャ正教会の指導者が発言。(Y)
*エルアル航空がストでの遅れを回復しようと安息日にフライトを行っ
たため「神の怒りが下る」とラビが預言。果して機器異状で緊急着陸
が行われたため、機内では「もう最後だ」と大騒ぎになった。(H)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm