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ヒズボラ、反政府デモ
レバノン首相は対決姿勢
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20061202/mng_____kok_____000.shtml
【カイロ=萩文明】政治危機に陥っているレバノンで、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラなどの親シリア派は一日、親米で反シリア派政権の打倒に向け、街頭行動を始めた。
ヒズボラは拠点の同国南部などから支持者を動員し、数十万人が首都ベイルート中心部に集結。広場などを埋め尽くし、行動開始の集会で政権打倒の声を上げた。反シリア派が、殺害されたジュマイエル産業相の追悼集会で動員した人数をはるかに上回ったもようだ。
シーア派政党アマル、キリスト教マロン派のアウン元将軍一派と共闘するヒズボラの指導者ナスララ師は「平和的行動を倒閣まで続ける」としており、現政府を機能不全に陥れ、シニオラ首相を辞任に追い込む狙いだ。
一方、首相は11月30日夜、テレビ演説で「民主主義に対するクーデターを認めない」と述べ、辞任の考えがないことをあらためて主張。ヒズボラなどとの全面対決を宣言した。
ロイター通信によると、軍は「中立を守る」としている。ベイルートでは親シリア派、反シリア派の衝突を防ぐため、装甲車両が巡回。大量の兵士が配備され、緊迫した状況となっている。