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□ベーカー委員会はイラク撤退勧告で合意 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061202/1165047517
2006年12月2日(土)
ベーカー委員会はイラク撤退勧告で合意 2006/12/02
各種メディア報道によると、イラク政策転換を検討しているアメリカのベーカー委員会は、かなりの規模の米軍撤退を命令するようブッシュ大統領に勧告する方針を決めたようだ。
ブッシュ大統領がヨルダンでイラクのマリキ首相と会談したとき、アメリカ国内ではイラク情勢を内戦状態と呼ぶべきかどうかで議論が沸き、ペンタンゴン米国防総省はバグダッドへの兵力集中を命令した。
ニューヨーク・タイムズによると、ベーカー委員会がイラク派遣戦闘部隊の大部分にあたる１５戦闘旅団のイラク撤退を勧告することで合意したが、米軍の関与は終了すべきでないと明らかにしたという。
その前日には、ニューヨーク・タイムズは国家安全保障担当補佐官の秘密メモについて報道し、イラクがシーア派民兵を制圧できないことがアメリカの新たな悩みとして浮上していると指摘した。米軍司令官は約１６００人の米軍兵力をバグダッドに配置転換すると語った。
米国民世論の支持率低下を止めようとして、ブッシュとその側近は内戦という言葉を使うことを拒否した。
ベーカー委員会への期待が高まるなかで、焦点はアメリカとイランとの対決に移っている。
このようななかで、イラクへの派遣兵力が米英についで３番目である韓国は、来年４月までに１２００人の兵力を半減することに合意した。
今週初めには、イギリスが７１００人の兵力から数千人をない年末までに撤退させる見通しを明らかにした。
またポーランドも８８０人の兵力を来年後半までに撤退させると発表した。イタリアは既に最後の部隊を週末までに撤退させると発表している。
作成者 uruknews : 2006年12月2日(土) 17:19 [ コメント : 0]
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