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□チリのピノチェト元大統領、軍政時代の弾圧を認める [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200611260011.html
チリのピノチェト元大統領、軍政時代の弾圧を認める
2006.11.26
Webpostedat: 17:41 JST
- CNN/AP
サンティアゴ──南米チリのピノチェト元大統領(91)は25日、自身の誕生パーティーの席上、1973─90年の任期中に行った左派弾圧の責任を初めて認めた。夫人がピノチェト氏の声明を代読した。
公式報告書によると、ピノチェト氏の軍政時代の死者と行方不明者は3197人。また、数千人が軍当局の拷問や不当拘束を受けたり、国外に追放されるなどした。
同氏は声明で、「わたしは誰も恨んでいない。何よりも祖国を愛しており、チリの発展と分裂回避を目標に行った全てのことについて、政治的責任を全面的に取る」と述べた。
ただ、1973年の軍事クーデターで、アジェンデ大統領(当時)から政権を奪取したことについては正当性を主張した。
チリ大学の政治学者はAP通信に対し、ピノチェト氏がこれまでに下部機関による人権侵害を指摘したことはあったものの、自身の政策の責任を認めたことはなかったと指摘。ただ、同氏が今になって責任を認めるのは遅すぎると述べ、「在任期間中か、大統領退任後に陸軍司令官に留まっていた期間中にこうした対応を取っていた場合、状況は違っていただろう」とコメントした。