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□極右政党党首が高率、仏大統領選の出馬候補の支持率調査 [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200611250014.html
極右政党党首が高率、仏大統領選の出馬候補の支持率調査
2006.11.25
Webpostedat: 16:35 JST
- CNN/REUTERS
パリ――フランス紙、ルモンドは24日、来年の同国大統領選の出馬候補の支持率調査を掲載、極右政党、国民戦線(FN)のジャンマリー・ルペン党首(78)が今年1月から支持層を増やし、17%を獲得した、と報じた。大統領選まであと半年と迫った時期に同氏が得た支持率としては過去最高としている。
今年1月と比べ、8ポイント増。同党首は前回の2002年大統領選の初回投票で社会党のジョスパン候補を破る「番狂わせ」を演じている。ルモンド紙は、それ以降、極右のイメージを一部修正、新たな支持層を開拓する戦術が功を奏していると分析している。
ただ、各種世論調査では、次期大統領選は初の女性大統領を目指す社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル氏と与党の民衆運動連合(UMP)から出馬する党首のニコラ・サルコジ氏内相の一騎打ちとの見方が支配的で、ルペン氏の食い込む余地は少ないともみられる。
ルペン氏が17%を獲得した背景としては、フランス国内で昨秋、吹き荒れた暴動や若者の失業者対策が効果を挙げていないことなどが指摘されている。ルペン氏の高支持率は、法順守、治安維持などで右派寄りの政策を強調するサルコジ氏に不安材料になるとの見方もある。
サルコジ氏陣営はルモンド紙の調査結果について、一番変わったのは、ルペン氏の支持者がもう自らの政治選択を隠さなくなったことだと指摘。低所得者層中心に、現体制への不満が充満していることの結果としている。
同紙によると、ルペン氏が出馬を決めた場合、第1回の投票ではロワイヤル氏が32%を獲得、サルコジ氏は29%と予測。ルペン氏が立候補しなかった場合、ライバル2人の得票率は共に37%と分析している。