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ブッシュ政権はこの度の中間選挙で民主党に敗北したが、イラク駐留米軍は直ぐに全面撤退に動き出す事はあるまい。
現在の米軍のイラク駐留には明確に目的が設定されていると私は考えるのだ。
漫然と成り行き任せに成果が上がらぬまま駐留している訳ではない。
確かに傀儡政権をでっち上げて完全にイラクを平定する事には失敗した。
しかし、このイラク戦争はその目的をある程度までは達成しているのである。
この事は公には語られてはいない。
「イスラエルへの脅威」としてのイラク国家を消滅させる事は出来たし、今でもイラクに消耗を強いているのである。
尤も、この事は米国の国力と覇権を衰退させ、イスラエルの弱体化を加速させている。
この動きを逆転させる事は不可能である。回天(旧日本軍の特攻兵器・人間魚雷)は不可能なのである。人間魚雷「回天」も回天を招く事は出来なかった。
それはともあれ、イスラエルの脅威としてのイラクは更に弱体化させる必要があるとイスラエルやネオコンは考えているであろうし、そうであればパレスチナへ不断の消耗弱体化作戦が行われているように、イラクに対しても今後は不断に消耗弱体化作戦が行われてゆくと考えるべきであろう。
その作戦の遂行を保障するのがイラク駐留米軍と言う訳なのである。
米軍の支配の下で一般住民へのテロ攻撃と暗殺が行われる。
『イラクのパレスチナ化作戦』これが今後とも追求されて行く筈なのだ。
イラクの3分割を米国とイスラエルは狙っていると語られている。
しかしそれは安定した3地域を作り上げると言う事ではない。
あくまで弱体化の為の方法の一つであり、分割されてもその3地域はさらに消耗弱体化を推し進められる筈である。
そうであれば、イラクにおいてイランの影響力がストレートに拡大深化する事が望まれている訳は無いであろうと言うことが判る筈である。
その様な訳で、米軍のイラクからの「全面撤退」は暫くは在り得ないと考えられる。
そうではなく、駐留を如何にするかについて米国内で公式・非公式に真剣に議論がなされる事になりだろう。勿論の事であるがイスラエルからは大きく圧力がかかる。
パレスチナ人への狂気のイスラエルの攻撃は、中東での狂気爆発的な軍事行動の出現を予感させる様相のものであると私は見る。
その軍事行動とは何か?
それはイランの核施設への先制攻撃である。イスラエル単独での先制攻撃である。これは米軍が参加するものではない。
「イラクのパレスチナ化作戦」が行われているとすれば、それは成功しないのであり、パレスチナ弾圧がイスラエルを益々追い込んでいってしまっているのであるから、更に追い込まれてゆく事になる。
その先には、イラン核施設への先制攻撃も選択される事も在り得ようと言う訳だ。
それでも満足な戦果を得られないと考えた時には「核兵器の選択」も有り得ると言う訳だ。
かくなる中東混乱化なくしては、イスラエル問題は解決される事はあるまい。
パレスチナ問題は実はイスラエル問題であると言ってよい。
イスラエル問題の解決の目途がつくのがおおよそ30年後であると考えられているのではないのか。
消耗・衰退の極点において解決の目途が立つのであろう。
2006年から30年後とは、
2036年あたりであり、この年は
2+3+6=11 であり、十の「完成」と一の「始まり」の意味が込められ、新時代の始まりの意味が読み取れよう。また、
3+6=9 9+2=11 であり、9・11の意味が込められているとも見える。
そして
9+11=20 であり、十が二つの意味であり、二つの完成が得られるの意味が見出される。
二つの完成とは旧時代の終わりの意味の「完成」と新時代の秩序が生まれたとの意味の「完成」の二つである。
前年の2035年は、
2+3+5=10 であり、十すなわち完成を意味するのである。また、
3+5=8 であり、八は服従・従順と拡がりを表わす。
そして
8+10=18 であり、完成と服従・従順・拡がり、つまり「平和の到来」を意味していると考えられるのである。
宗教戦争の残酷な有様は、様々な予言通りであるようだ。
かようにして原罪を償うとの意味なのだろう。
[参考]↓
米の対テロ戦、30年続く・英シンクタンクが報告書
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/240.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 11 月 20 日 15:18:36: uj2zhYZWUUp16
イスラエルの対外諜報機関モサドがイラクで暗殺作戦を指揮 米軍も干渉不能 (日刊ベリタ)
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/301.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 11 月 22 日 19:14:35: uj2zhYZWUUp16
イラク「宗派間の内戦化」が大きく宣伝されているが、「内戦の大切な要件」が欠落してはいないか?
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/343.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 11 月 24 日 13:12:52: uj2zhYZWUUp16
米軍撤退後のイランによる侵攻をイラク・バース党は恐れる サラーフ・アル・ムフタール/アラビアニュース
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/352.html
投稿者 white 日時 2006 年 11 月 24 日 18:49:28: QYBiAyr6jr5Ac
↓
Q)米国の面子を保つよう撤退する詳細を探るために、米国と、バース党や他の武装グループとの交渉は行われたか?
A)米国はバース党の参加無くしての解決策は失敗すると確信している。他の抵抗グループと交渉しても、バース党がイラクを実効支配しているのだからバース党の考えがあらゆる協定の成否を握る。バース党は50万人の戦闘員を持っているのだ。米国のジレンマは、交渉無しで撤退すれば、米国がイラクで敗北したとの印象を世界に与え、バース党を初めとする抵抗勢力と交渉すれば抵抗勢力に譲歩しなければならないことだ。譲歩に応じなければ交渉は実現せず、イラクで米軍が崩壊するまで米国人とイラク人の破滅は続く。従って、以後全面的な軍事崩壊か、交渉しか選択肢は無い。逃亡は彼らにとって最悪の結果を招く。
Q)交渉無しに米軍が突如撤退した場合、内戦の勃発を恐れないのか?
A)内戦は起きず、抵抗勢力はイラクを掌握し、5時間以内に治安を回復する。我々が危惧するのは、抵抗勢力との交渉無しに米軍が撤退した直後に、イランが直接的軍事介入に乗り出すことだ。ご存知のように、米国が計画する主目標はイラクの3分割だが、イラク駐留米占領軍のための主要な鈎爪(鉄砲玉)であるイランは、この計画実行の帰趨を制する要因である。
連続テロ死者160人超す【関連】『治安無策』政権に打撃―東京新聞
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/350.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 24 日 18:02:30: 2nLReFHhGZ7P6
↓
現場のサドルシティーは、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派の拠点。スンニ派と米軍への憎悪に満ちた貧困地区だ。現地情報によると、増加する民兵の一部にはサドル師の指揮も及ばず、独自に「スンニ派狩り」を繰り返しているという。
↑この様なところに工作の手が入っているのではないか?(新世紀人)
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