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_\\|//_ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(19日)国連本会議でイスラエル非難決議
★(20日)レバノンのヒズボラが反政府デモへ
★(21日)ロケット攻撃は無益とパレスチナ世論
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2006年11月19日(日)
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*国連本会議でイスラエルのガザでの誤砲撃を非難する決議。EUの圧
力でイスラエル非難色は薄められた。国連は調査団をガザに送ること
になったが、イスラエルは協力を拒否する構え。(H,Y,P)
*自治政府のアッバス議長、ハニエ首相、次期首相と見られているシャ
ビル氏が顔合わせ。しかし、新政権における両派の権限配分などにつ
いては意見の違いが大きく、まだ調整が続いている。(Y)
*ハマス幹部が国防軍の攻撃を避けるため支持者を家の周りに配備し、
現場をTV中継。国防軍は攻撃を中止した。民間人の被害を避けるた
めに国防軍が事前に行う退避勧告が逆用された形となった。(Y,P)
*国防軍がガザ北部でカッサムロケット砲を止めるため小規模な作戦中。
2人のパレスチナ人が戦闘で死亡した。(Y)
*チュニジアのファタハ指導者カドウミが「ファタハはハマスを困らせ
るために資金を隠している」と発言。事実無根だと自治政府は反発し
た。ファタハ内部で亀裂が深まっている兆候と見られている。(P)
*カッサムロケット砲撃を止めるため、オルマート首相がハマス政治家
や議員の暗殺を命じたと英紙が報道。(Y,P)
*11月4日にナブラス近郊の国防軍検問所で撃たれたアルジェリア人
は、国防軍の検問に抗議したため撃たれたと人権団体ベツェレムが告
発。国防軍は事実関係の調査を行っている。(H)
*北部の学校に対する復興支援がユダヤ人とアラブ人の間で不公平に配
分され、格差を拡大しているとアラブ人地区の指導者が苦情。(H)
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2006年11月20日(月)
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*私費でスデロット市の住民数百人をエイラートに招待した富豪ゲイダ
ーマン氏をオルマート首相が批判。「我々は戦争でも家から逃げたこ
とは無かった」として、市民の招待は不適切だと語った。(H,Y)
*国防軍がガザでハマス戦闘員の乗った車を攻撃し、付近にいた75歳
の老人が死亡、他に9人が負傷した。標的だったロケット砲発射に関
わったメンバーの殺害には失敗した。(H,Y,P)
*国防軍の部隊がハルツ参謀長の命令に反してレバノン戦争でクラスタ
ー爆弾を使用していたことが判明。ハルツ参謀長は、人口密集地での
使用を控える命令を出していた。(H,Y,P)
*自治政府の連立政権は近く成立するが、国防軍兵士の釈放には長期間
かかるとの予測を、シンベトのディスキン長官が閣議で報告。(Y)
*パレスチナ武装勢力は「人間の盾」作戦での勝利を宣言。しかし国防
軍は、電話による攻撃予告を続ける構え。もし人間の盾作戦が続くな
ら、地上侵攻して破壊すると国防軍は警告している。(P)
*レバノンのヒズボラ指導者ナスララが、大規模な反政府デモを支援者
に呼びかけ。シニオラ政権とヒズボラの対立が激化しており、最悪の
場合は内戦になる懸念もある。(H,Y)
*ペレツ国防相がガザから9キロ以内の民家を防弾仕様に補強する考え
を表明。しかし国防軍幹部は、同じ経費でミサイル防衛システムを開
発した方が効率的だとの考えを示した。(Y)
*移民者の子供の4割は週に1回以上授業を欠席との調査結果。学校が
面白くないとの意見も多く、不登校の原因になっている。(P)
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2006年11月21日(火)
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*国防軍がガザでミサイルによりハマス幹部2人を殺害。付近にいた子
供を含む数人の民間人も負傷した。また、西岸地区のエリコでは玩具
の銃を持った子供1人が国防軍の銃撃で死亡した。(P,H,Y)
*シリアのハマス指導者マシャールが、西欧諸国は自治政府の新連立政
権を受け入れざるを得ないだろうと語った。連立政権交渉は大詰めの
段階。ハマスはイスラエル殲滅路線を変えない構え。(H,P)
*シリアが国防軍兵士釈放を妨害し、パレスチナの連立政権交渉を妨害
していると、訪英中のリブニ外相が発言。(P,Y,H)
*昨日も多数のカッサムロケット砲がスデロット市に着弾。(Y,H,P)
*ペレツ国防相がアッバス議長と電話で会談したところ、オルマート首
相が中止を指示。首相と国防相の対立が表面化している。(P,H,Y)
*イスラエルと米国は心理戦を仕掛けているとイランのアフマディネジ
ャド大統領が発言。核問題で西欧は譲歩すべきだと語った。(H,P)
*ガザのラファ検問所再開に向けて、イスラエルとパレスチナの代表が
カルテット(EU、国連、米、ロシア)の代表を交えて協議。(H)
*パレスチナでの世論調査で、カッサムロケット攻撃がパレスチナにと
って有害だとの意見が61%。イスラエルとの武力闘争は西岸地区内
だけにすべきだとの意見は66%に達した。(Y)
*来年からイスラエル車にパレスチナ人を同乗させることが原則禁止に。
イスラエル車を使ってテロ組織が活動を行っているため。(Y)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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