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http://0000000000.net/p-navi/info/info/200611210346.htm から転載。
2006.11.21
チェチェン人医師、ハッサン・バイエフ氏来日
ぼーっとしていたら、楽しみにしていたバイエフ医師がすでに来日され、いくつかの講演会が終了してしまっていた。バイエフ医師講演会とは
「バイエフ医師は、色々な側面から世に知られています。ひとつは、高名な外科医としての側面です。彼はもともと南シベリアのクラスノヤルスク医科大学に学んだ優秀な美容整形医でしたが、第2次世界大戦後、ヨーロッパで起こった最も悲惨、かつ過酷な戦乱であるチェチェン戦争下の戦場医師として、助けを求める患者を差別してはならないとする医学の祖ヒポクラテスの「誓い」を守り抜いて、敵・味方を超えた治療を施しました。このためロシアとチェチェン双方の過激分子から命を狙われ、アメリカへの亡命を余儀なくされました。東京、京都、弘前、横浜、広島、長崎での講演会では、彼の波瀾万丈の実体験、彼が見ている最新のチェチェン情報が語られます。」( 「ハッサン・バイエフを呼ぶ会」 より)
というもの。バイエフ医師の著作『誓い 〜チェチェンの戦火を生きたひとりの医師の物語〜』(邦訳=アスペクト刊)は、近年読んだなかでもひときわインパクトが強いものだった。チェチェン紛争のさなか、不眠不休で傷ついた人々を助け続ける姿に胸撃たれ、その凄絶な環境に声を失った。チェチェン人を知る上でもかけがえのない書物だ。そのうえ、不謹慎な書き方をすると、めちゃくちゃ面白い。
これから行われる講演は、21日長崎、23日広島、25日京都、26日弘前、28・29日東京、となっている。
私自身とても楽しみにしているが、多くの人に話を聞きに行ってもらいたいと思っている。
講演の詳細は 「ハッサン・バイエフを呼ぶ会」 に。