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結論から前置きすると北朝鮮騒動は、東アジアにとってプラスになっている（笑）
北朝鮮という国は、米ソ冷戦の狭間で揺り動きソ連の傀儡国家として朝鮮半島に誕生した（韓国は今更述べるまでも無くアメリカの傀儡国家として何ですが）
ソ連の経済・社会情勢が圧迫するにつれ（ソ連崩壊を予測)北朝鮮は路線変更を行い中国への依存度を高めていく（その頃からイランを中心とした中東地域への武器輸出が盛んになる）
今では中国がその気になれば北朝鮮を崩壊させる事は容易いがそんな事は絶対にしないだろう（中国と北朝鮮の国境付近に隣接する”脱北村”（数年前にモサドエージェントが徘徊（笑）していた）を拠点に欧米諸国が得意とする”政権転覆作戦”を行えば北朝鮮の政権転覆は無理だとしても政権維持に揺さぶりをかける事は可能）
あまり知られていないが北朝鮮ではかなり多くの欧米人が生活しておりブッシュ政権になりドルからユーロに変えたりしている（その傾向は、”悪の枢軸”と名指しされた以外の反米国家にも浸透している。もうすぐ”ドルが基軸通貨という概念”は過去のものとなり定着していくのでしょう（笑))
国際金融資本家を筆頭に世界中の経済人たちが中国の低賃金の人材と物流コストに目を向け金儲けを行っていたが最近は変化してきている。
中国がアフリカ諸国の首脳陣や経済人を北京に呼び盛大に会議などを開いている（アフリカ諸国にも中国の経済発展に”一役を担って貰おう”という魂胆がある事は今更、言うまでも無い。恥べき事に日本にはそういう戦略がまったくない。次は”中国のポチ”になるのかな?）
田中宇氏がたびたび指摘している”多極化社会”という分析は正しく現実に世界情勢はその方向に向かって舵を切っている。しかし、その事を自覚できている日本人はどれくらいいるのだろうか。
北朝鮮情勢も中国が多極化の主役に成長させるために国際金融資本家の命令の基、”六カ国会議”などを開いている（すでにどう軟着陸させるかは”シナリオ”は出来上がっているはずだ）
さらに言えば次期国連事務総長に韓国の潘基文氏が事務総長に就任した事と北朝鮮情勢は無関係ではない。
アメリカの”国際的信用（覇権力）”は、日本人が考える以上に低落している（以前のような覇権力が取り戻せるかは、大いに疑問。たぶん無理だろう）
そういう事態に備えて日本以外の国々は多極化という戦略を模索し始めている（今のままでいけばアメリカ（ドル）は衰退する。その時に備えて”東アジア共同体”という戦略に移行する可能性は大いにあると個人的には考えています）
大多数の日本人は、北朝鮮の行動は【ヤケクソ外交】だとか【馬鹿丸出し】だとか大手商業メディアの”バラエティ報道”などを視聴して感じているようだが北朝鮮の”戦略はかなり合理的”で未来予測に長けた人々（あるいは組織）が北朝鮮上層部に存在している事を無視している（ま、それがメディアだと言ってしまえばそれまでなんですが（苦笑）)
【関連情報】
■ベトナムは日本を救う宝の山だったが...
http://www.asyura2.com/0601/asia4/msg/474.html
- World Watcherさんに質問です Sun Shine 2006/11/18 18:30:41
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