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http://0000000000.net/p-navi/info/news/200611162359.htm から転載。
2006.11.16
2週間で420人が囚われの身に ほか、
パレスチナ武装グループの飛ばしたロケット弾がイスラエル人女性を一人殺した。これは昨年の5月だか7月以来のことだそうだ。当然、イスラエルはこれに対する報復を行うと言っている。
それ以前に、パレスチナ政府の関係者から、ここ2週間以内でイスラエルに連行される人数が急激に増加しているという指摘が出た。その数は2週間弱で420人。度重なる急襲、侵攻のたびに子どもや女性も含めた多くが連行されている。パレスチナ評議会の囚人委員会長であるカラケ氏はこれを「静かな戦争」(silent war)と呼び、イスラエルの行う拷問まがいの尋問や、基本的生存を保証しない監獄状況などに国際社会はもっと関心を向けて欲しいと語った
( Qaraqe':420 residents taken prisoner since less than 14 days
妻を捕らえて、夫を降伏させようとする
15日(水)、ヘブロン近くのドゥーラ村で、5人の母親であるアンダリーブ・アルフルーブさんが家をイスラエル軍に急襲され、どこかわからない場所に連れ去られた。
アンダリーブさんの夫、モニールさんは5年間、レジスタンスの活動家としてイスラエルから「指名手配」されていた。
イスラエル兵は何度もこのアルフルーブ家を襲い、夫が降伏しないと妻を逮捕すると脅しをかけていた。
家族を囮にして拉致し、降伏を迫るのはジュネーヴ条約で禁止されているが、パレスチナでは家族がイスラエル兵から虐待を受け、妻や母、姉妹が連行されることがメディアによって何度も明るみに出されてきた。
2006年3月のナブルス急襲では、8人ほどの母親、妻、義理の母親などが身代わりとして連行され、尋問を受けている。
( The Israeli Army seize mother of five to force her wanted husband to surrender より)
その他の気になるニュース、リンク
・Israeli firm gets Mexico border wall contract ……イスラエルがパレスチナに建てている隔離壁建設に携わっている業者、エルビット・システムズが、米国がメキシコとの国境沿いに建てようとしている壁(フェンス)の建設業者として、ボーイング社などと並び、指名された。
[イスラエル流セキュリティ技術の輸出ということらしい。どこまでも似たことをする2国だ]
・イスラエル非難決議を採択=パレスチナへの攻撃で国連人権理 (時事)……国連人権理事会は15日の特別会合で、パレスチナ自治区への攻撃で多数の民間人に死傷者を出したイスラエルを非難する決議を賛成32票、反対8票で採択した。日本はドイツなどとともに棄権に回った。
[日本、またしても棄権。どういう思惑が働いているのだろうか]
・A village cut in two: the goal is displacement, looting and land confiscation ……カルキリヤの北西部にある町、アッズン・アスマ(or アトマ)は、隔離壁が及ぼしている影響が最悪の場所として西岸で知られている。文字通り町はコンクリートの壁に囲われ、特別な許可をイスラエルにもらわない限り出入りもできない。さらに70人が居住する10軒の家と農地がその村から切り離されそうになっている。「こんなことはアパルトヘイト時代の南アフリカにだって起きなかった」と住民。壁による封鎖は住民を追い出していくものだろうと指摘されている。
・Israeli beauty queen downs arms to save legs ……(ロイター)兵役義務についているミス・イスラエルが足にアザができることからライフルを提げることを拒否して、上官に認められた。
[こんなことより他に報道すべきことがあるだろう…ロイター]
・Palestinian Reporter Wins the Ethnic Media Award in Washington DC ……ウェブでガザ最南端ラファの状況を発信してきた「ラファ・トゥデイ」のムハンマド・オマールさんがワシントンのエスニック・メディア賞を受賞。受賞したのは2004年の「レインボー作戦」を1年後に回想して書いた記事。この賞を中東の人間が受けるのは初めて。
・パレスチナで教育を受ける権利 [「壊れる前に」]……ガザ地区在住のパレスチナ人学生がイスラエル当局によって西岸地区への立ち入りを禁止されている問題について。