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□米軍司令官は撤退期限設定に反対 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061116/1163662900
2006年11月16日(木)
米軍司令官は撤退期限設定に反対 2006/11/16
AP通信によると、米中央軍のアビザイド司令官は15日開かれた米上院軍事
委員会で、民主党が要求している米軍撤退の期限設定には時期尚早として反対し
た。中間選挙後に開かれたイラク問題での公聴会はこれが初めて。 Abizaid warns
against Iraq timetable
アビザイドは、現在求められる重点施策として、イラク軍と警察部隊にもっと
多くの軍事顧問を配置することを勧告した。イラク人に見切りをつけたり米軍撤
退開始の期限を発表するのは早すぎるというもの。ここに来ての米軍撤退は、誰
の目にも米軍の敗北であることが明らかなことから、「敗北」を認めることへの
抵抗としてブッシュ政権を代弁したものだろう。
他方、ワシントン・ポストの報道によると、アビザイド司令官の答弁に議会が
満足したわけではなく、民主、共和両党の議員の不評を買い、同司令官に対する
不信も強まっているようだ。 Abizaid Says Withdrawal Would Mean More Unrest
議会での追及の矢面に立たされた形のアビザイド司令官は、2003年3月の
イラク侵攻後、すぐにイラクを安定させるためには、もっと大きな兵力が展開さ
れるべきだったと認めた。彼はまた、ブレマーによって導入された2003年の
脱バース党政策も厳しすぎたと認めた。
彼は上院では米軍兵力を増強する余裕はあるが、必要なのは米軍兵力ではなく
イラク軍の育成だと答えたが、その後、下院では米軍の展開能力としてもイラク
への増派は厳しい状況にあると述べた。
さらに、「アンバル州は米軍の統治下にあるのか?」と質問されたアビザイド
は、「アンバル州は米軍の統治下にない」と答え、中東地域から海兵隊2000
人をアンバル州への増援にまわすと説明した。
作成者 uruknews : 2006年11月16日(木) 16:41 [ コメント : 0]