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東京【イラク撤退日程明示に反対 米司令官、増派より自立を】
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http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006111601000168.html
イラク撤退日程明示に反対 米司令官、増派より自立を
15日、ワシントンでの上院軍事委員会で証言するアビザイド米中央軍司令官(AP=共同)
【ワシントン15日共同】イラクなどを管轄する米中央軍のアビザイド司令官(陸軍大将)は15日、上院軍事委員会で証言し、駐留米軍の撤退に関する計画を明示することに反対する姿勢を示すとともに、米軍を増派するよりも、イラク政府に自立を促すべきだとの考えを示した。
米中間選挙で共和党が敗北し、ラムズフェルド国防長官の解任が決まった後、米軍高官の証言は初めて。米政権がイラク政策変更に動きだす中、同司令官の証言は従来の主張を繰り返すにとどまり、新たに上下両院の主導権を握る民主党が早期撤退を求めて攻勢をさらに強めそうだ。
来年1月から軍事委員長になるレビン議員は今後4−6カ月での撤退開始をあらためて要求。同司令官は「タイムテーブル(日程)は軍指揮官の柔軟性を制限」する上に、治安悪化を招くとして反対を明確にした。
また、同司令官は「米軍増派はイラク人自身が将来に責任を負うための努力を妨げる」と指摘。現在の兵力レベルを維持した上で、イラク軍、警察部隊の訓練に、より力を注ぐべきだとの考えを示した。
これに対し、2008年次期大統領選への立候補が取りざたされる有力者が相次いで厳しく批判。民主党のヒラリー・クリントン議員は「何度も同じことを聞かされてきたが、実際は何も進展していない」と強調。共和党のマケイン議員も「現状維持の主張には失望した」と述べた。
(2006年11月16日 11時01分)
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