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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu131.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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米海軍空母キティホークに10月末、中国海軍の潜水艦が米側に
探知されず魚雷やミサイルの射程内の至近距離まで接近していた
2006年11月16日 木曜日
◆中国潜水艦、演習中の米空母に射程内接近
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000013-yom-int
【シンガポール=花田吉雄】マレーシアを訪問中のウィリアム・ファロン米太平洋軍司令官は14日、太平洋上で演習中の米空母「キティホーク」(8万2000トン)に中国海軍の潜水艦が魚雷射程内の至近距離まで接近する事件が先月、起こっていたことを明らかにした。
米軍の演習は対潜水艦戦を想定したものではなかったが、同司令官は、もし潜水艦対象の演習が行われていた場合、「極めて予測不可能な事態にエスカレートした可能性もあった」と述べて、中国潜水艦の行動に懸念を示した。
同司令官は、演習の詳細については言及を避けたが、14日付の米紙ワシントン・タイムズ(電子版)が伝えた海軍幹部の話によると、潜水艦は通常動力の「宋」級とみられ、沖縄に近い公海上で訓練中のキティホークを追尾した後、10月26日に魚雷や対艦ミサイルの射程内である約8キロメートルまで近付いたという。
(読売新聞) - 11月14日22時28分更新
◆中国がマラッカ海峡に潜水艦基地―米紙 2005年5月19日
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/050519-175817.html
シーレーン確保戦略進める
新型潜水艦は米空母攻撃能力持つ
【ロサンゼルス18日宮城武文】戦略問題を報じている米ウェブ新聞「東アジアインテル・ドット・コム」が17日付で伝えたところによると、中国はマラッカ海峡に潜水艦基地を築き、中国沿岸から中東にいたるまでのシーレーン保護戦略を着々と進めているという。
一部外交筋が指摘したもので、インドネシア領の島に建設中、中国領域外では初めての中国海軍基地になるという。
中国のシーレーン保護戦略は「真珠の紐戦略」と呼ばれ、外交関係を築いているバングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、タイと南シナ海の拠点を結んだシーレーン保護を構築中であることは、米国防省の報告でも指摘されていた。
インドネシア領の島を潜水艦基地にするというのは、「真珠の紐戦略」が拡大されている証拠で、米情報筋はパキスタンのグダールにも海軍基地を建設中であると指摘している。
米情報筋によると、中国は新型の攻撃潜水艦093を開発中で、これは米空母を攻撃する能力を持つものだという。ロシア製潜水艦の高度技術を基にしたもので、水面下400メートルを時速10ノットという速度で運航できるため、米軍の対潜哨戒機からは察知されないとされている。米空母攻撃の際には、A型65魚雷を使用、低破壊力の核弾頭を搭載するものと分析されている。
中国潜水艦による攻撃は深夜、密かに行われ、米軍に気づかれずに実行する戦術。中国潜水艦が米空母に脅威を与えることになれば、中東および中東石油の輸送ルートが危険にさらされることになり、米国の政治的、軍事的影響力が大きく損なわれることは必至となる。
◆真相はどうなんでしょうか? 11月16日 Bedtime Stories
http://blog.goo.ne.jp/fiz-biz/e/428f5be6a7ce6ffdac72a6aa06b98918
まぁ、何とも不可解なニュースですね。
ネット上でもこの報道にある事実を色々な見方で組み立て真相が推測されているようです。
素直に、新聞報道記事(米海軍関係者からのリーク)の通りだとしても、いくつも疑問が残るので無理も無いですね。
しかし、自分はこの報道の通りなんじゃないかと思ってます。
記事通り、キティーホークを含む部隊が追尾する中国の潜水艦に気付かず接近を許し、中国潜水艦は蓄電池の限界と同時に自らの作戦能力の誇示するように浮上したのではないかと思います。
宋級潜水艦の能力の低さや最終的に浮上する行為を考えると確かに不思議だらけですけどね。
ただ、欠陥だらけの宋級にこんな離れ業が出来っこないというのは少し違う気がします。
戦時下で徹底した警戒態勢を敷いてる場合や、対潜演習時でもない限り潜水艦は見つけにくいものです。
実際、潜水艦部隊を含めた演習時は決まって潜水艦の圧勝になって、演習にならない時もある程だと聞きます。
対戦能力世界一の海上自衛隊でもそんな具合だそうです。
平時の通常行動中の米空母群につけ入る隙はあるのではないでしょうか。
しかし今回の事が事実だとすれば米軍は怠慢であり失態です。
けれど敵前に浮上というのは潜水艦にとっても撃沈と同義ですから、中国軍にとっても大失態です(笑)というより非常識。
この可笑しな事態を起こす要因は双方の背景にあるように思います。
アメリカにとって米中冷戦は米ソ冷戦時代に比べ本気度が低い点と、中国にとっては軍の不完全な統制が露呈した結果の事態ではないかと。
深刻なのは当然中国側の背景です。
完全に軍を掌握出来ていないばかりか、軍そのものの指揮統制がバラバラで、単独先行するような現場指揮官が潜在しているとしたら、今後この類の問題は頻発するような気がします。
増してや、タダでさえ独立性が高く有力な兵器である潜水艦の場合、問題が大きい。
中国は軍の近代化に懸命で、特に海軍は成長期。
装備だけでなく頭の中身も近代化してもらわないと、本当に不測の事態を招きかねないですからね。
あぁ、軍事だけでなく貿易方面でもね。
日本製品狙い撃ちしてますけど(笑)
国際ルールと常識をお願いしたいですね。
中央と末端の意識の違いが中国の命取りになるような印象を受けます。
(私のコメント)
日本の命運に極めて関係のあるニュースであるにもかかわらず、例によってテレビなどでは報道されず、新聞やネットで外電を小さく報道する程度なのですが、アメリカ海軍が誇る原子力空母の機動部隊は潜水艦による攻撃には極めてもろい事が証明された。
日本の自衛隊との共同訓練でも日本の潜水艦がアメリカ空母に接近できた事が何度かあったらしい。通常型潜水艦でも技術の進歩はかなりあり、蓄電池などの進歩でジーゼル潜水艦でも深度400メートルの海中を10ノットで航行が出来る。そうなるとソナーでも探知が難しく米空母機動部隊でもかなりの脅威になる。
もちろん魚雷やミサイルの進歩も著しくて一発で原子力空母をしとめる事が出来る。第二次大戦当時のジーゼル潜水艦は空からの攻撃で壊滅的な被害を受けましたが、それは短時間しか潜水する事ができず、追尾して浮上したところを狙えば簡単に撃破する事ができた。
最近のジーゼル潜水艦はモーターやバッテリーの進歩向上で長時間潜行して高速で航行できるようになったっようですが、軍事機密なのでよく分からない。スターリングエンジンでバッテリーを充電すればかなり長期の潜水航行が可能だ。むしろ食料などの限界で30日程度だと言うことらしい。
このように通常型潜水艦でも高性能化でアメリカが誇る原子力空母機動部隊は安閑としていられなくなってきた。冷戦時代はソ連の航空機や潜水艦ぐらいしか脅威ではなかったのですが、最近ではロシアが力を盛り返してきたし、中国の空軍や海軍の近代化で新たな脅威にさらされている。
ニュース記事では旧式の潜水艦と言うことですが、もしかしたら捕捉の難しい新型の潜水艦だったのかもしれない。深度400メートルで10ノットで潜行されたら対潜哨戒機では発見は無理だと言う事です。更に新型の核魚雷や核ミサイルで打たれたら巨大原子力空母は一発でおしまいで、アメリカの11隻の原子力空母は張子の虎だ。
アメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦は確かに高性能ですが、沿岸水域では小型の通常型潜水艦のほうが有利であり、音も小さく捕捉され難い。だから台湾海峡や日本海やマラッカ海峡などで中国海軍の最新の通常型潜水艦が出没されたらアメリカ海軍でも制圧する事は難しくなっていくだろう。
◆海自潜水艦の最新機関技術 伊達巻
http://plaza.rakuten.co.jp/babylon5/diary/200502010000/
例の中国原潜・領海侵犯事件以降、やっぱこういうことに興味のない人でも、まったく知らんままでは不安になるらしく・・・・
私、会社で常日頃から自分が軍事・兵器ヲタであることを自称しておるせいか、最近よく聞かれることがある。
曰く「海自の潜水艦って強いの?」と。
強いっすよ、ええ。デカイ声じゃ言えませんけど、米軍の原潜にだって負けません。
「日 本 近 海 だ っ た ら」・・・・ね。
まあ、なんで地域限定かといえば、やっぱ自国の近辺海域ってのは海流だとか海底探査とかの海中行動用のデータが揃っているとか、年中パトロールして慣れているだとか、いわゆる土地勘があるからってのもあるんだが、実は性能でもそんなに負けてなかったりする。
速度と連続潜行時間といった、通常動力潜ではどうあっても勝てない部分を除き、米軍の原潜に劣る部分は殆どないと言ってもいいくらいで、静粛性って点では文句なしに世界一なんじゃないだろうか。
よく、日本の潜水艦なんて原潜に比べればゴミみたいなもんで、とても国防なんざ担えないって意見を聞くが、それは自分が軍事の素人ですよと言ってるようなもんで、兵器ってのはカタログデータだけ見ても、それが強いか弱いかなんざ判らぬ。
特に海自の潜水艦なんざ、その運用目的が「迎撃」なんだから、長く潜ってられるだとか、速力に優れるだとか、そんな部分の性能を追い求める前に「静粛性」とか「ソナーの感度」とか「魚雷の射程」とかのほうがナンボか重要。
軍事において、一番優位なのは「敵に見つからない状態からの奇襲」ってのは、陸海空どこでも変わらんわけで、迎撃を目的とする海自の潜水艦は、何を置いてもまず伏兵としての機能が重視される。
国防戦力である自衛隊にとって、敵は常に「やって来る」ものであるから、コッチから殴りかかるために必要な性能なんざ、二の次でよいのだ。
ただ、そういう意味ではやっぱ「長く潜ってられる」ってのは余り二の次にしておきたくない部分でもある。
原潜は事実上「燃費が無限大(先に乗員の食料が尽きる)」な上に、無酸素でエネルギーを取り出せるという、潜水艦としては理想的な動力を搭載するため、やろうと思えば食料が尽きるまで潜行していられる。
つーか、実際そうしてる。
米軍の原潜なんか、出航したら帰港するまでの約三ヶ月間、ひたすら潜りっぱなし。
呼吸に必要な酸素は海水の電気分解で取り出せるし、その電気分解に必要な電力は原子炉から発電機経由でいくらでも取り出せるわけで、それと同じ理由で真水も結構あっさりと手に入る。(無論だが、生産能力には限界があるし、常に電気分解していられるワケでもないので、酸素や真水の消費は常時必要最低限に抑え込まれている)
ただ、この原子力機関ってヤツにはたった一つだけ欠点がある。
原子炉ってのは、一度火を入れたら原則として「必要に応じて止めたり動かしたりするのが大変ってか、事実上不可能に近い」代物なので、通常は常に動かしっぱなしにしなければならない。
原子炉が動くっていうことは、すなわち「炉心冷却水が常時動いてる」ってことに他ならず、この冷却水を循環させるにはポンプが要る。最近の原潜は、低出力運転時(巡航出来るかどうかは疑問)は自然還流で冷却することが出来るらしいが、どっちみち海中で航行するときはポンプを動かすって点に余り変わりはないと言っていい。
で、一度でも大型ポンプが駆動するところを見たことがある人なら判ると思うが、あれ非常に作動音がでかい。
私は一度、世界でも抜群の静粛性を誇る長軸ターボポンプってやつを拝見したことがあるが、「どうです、静かなもんでしょ?」と工場の方に説明されたとき「どこがだよw」って苦笑した覚えがある。(普通の長軸ポンプと比べれば断然静かだったが)
工場用のターボポンプではあるが、世界有数の静粛性って言ってアレなのだから、静粛性を採算度外視で追求した軍事用でも、ある程度の騒音発生は避けられない。
つまり、原潜の持つ「長く潜っていられる性能」を重視して、原潜を選択(無論、非核三原則とか無視しての話なので、まずありえない仮定だが)をした場合、「待ち伏せ」する上で最も重要な静粛性が犠牲になる。(後略)
(私のコメント)
このように現代の潜水艦と言うのは軍事機密の塊のようなもので、戦争映画の潜水艦程度の知識では素人がどうこう言うことは出来ない。しかしアメリカ海軍の原子力空母や原子力潜水艦と言うのは、言われているほどの無敵と言うほどではなく、中国海軍の最新の通常型潜水艦が日本のシーレーンを脅かす存在になった時に、アメリカ海軍の第七艦隊は頼りになるものではないと言う事だ。自分の国は自分で守らなければならない。
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(`ハ´) 空母撃沈,`~ソ 三二―
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1996年台湾危機、人民解放軍が潜水艦を出撃させると、米国空母は尻尾を巻いて台湾から逃げた。