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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/11/14
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107926898.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/11/15 (水)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 11月14日付
◆ラマディ: 米軍が住宅地を爆撃、市民30人殺害
◆ファルージャ: 米海兵隊5家族を家から追いだし宿営に
◆ヒート: 米軍の警察犬が住民を襲う
◆バグダッド: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
◆ティクリート: レジスタンスの爆弾で路上の米兵死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年11月14日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 14 November 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1106/iraqiresistancereport_141106.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディ: 米軍が住宅地を爆撃、市民30人殺害
US bombardments of ar-Ramadi kill 30 civilians
13日夜から14日朝にかけて、バグダッドの西方110キロに位置するラマディ市
の住宅地を米軍機が爆撃し、ミサイルを発射した−−イスラム・メモが14日午前11
時25分(メッカ時間)の速報で伝えた。
ラマディにいるクドス・プレスの特派員は、米軍は13日の夜から14日朝まで、ラ
マディ市内のさまざまな住宅地を重砲と戦車砲で砲撃したとレポートした。同通信員に
よると、アメリカ軍の砲撃はラマディの住宅地数箇所を狙ったが、ドバト地区を特に激
しく攻撃した。多くの家屋が米軍の攻撃で完全に破壊され、米軍が課した外出禁止令の
ために屋内に閉じ込められていた住民の頭上に崩れ落ちた。
イスラム・メモの通信員は、傀儡(かいらい)警察内の情報源が米軍機はラマディ市
中心部のドバト地区を攻撃したと話している、とレポートした。爆撃で20戸ばかりの
家屋が破壊された。ラマディ病院関係者はイスラム・メモに、病院はアメリカ軍の攻撃
で殺された住民30人の痛いと17人の負傷者を受入れたと語ったが、捜索と救出活動
はまだおこなわれていて痛いがまだ瓦礫(がれき)の中から掘り出されているので、犠
牲者数は増えそうだ。
この数字は、遺体30体が運び込まれ、約20人が負傷(重態も含まれる)したとい
うラマディ病院のカルマ・アル・アニ医師の話をクドス・プレスが掲載したことからも
確認された。
アル・アニ医師は、バグダッドからの補充品が届かないため、病院は薬品と医療備品
のひどい欠乏に見舞われている、と話した。
クドス・プレスは、まだアメリカ軍に攻撃された家屋の瓦礫から犠牲者の遺体を掘り
出そうと奮闘している、という救急職員の話を報道した。アハマド・アッ・シャマリは
クドス・プレスに、民間防衛体と地元住民がまだ廃墟に埋もれていると思われる犠牲者
を見つけようとしている、と話した。彼の話によると、重機の操作係がアメリカの攻撃
はさらに続くと恐れていて、救出作業を早めるのに必要な重機を市内に運べないという。
イスラム・メモは、ここ2日間ほど、米軍はレジスタンスが隠れ家に使いそうな無人
の民家を攻撃していると警告していたと指摘した。しかしアメリカの攻撃は地元住民が
現に住んでいる家屋を狙ったものだった。
クドス・プレスは、13日夕にレジスタンスの攻撃が米軍ヘリに命中したが、今回米
軍が攻撃した地域では、これまでアメリカ兵とレジスタンス戦士との武力衝突はなかっ
た、と指摘した。
◆ファルージャ: 米海兵隊5家族を家から追いだし宿営に
US Marines throw families out of five homes in al-Fallujah
バグダッドの西60キロに位置するファルージャでは、14日、米軍が住人のいる家
屋複数を占拠して自軍兵士の宿営地にした−−イスラム・メモが14日午後12時57
分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、アメリカ軍は5軒の民家に住んでいた
家族をファルージャ東部の路上に追いだし、それらの家屋を接収して米軍キャンプに変
えたとレポートした。
目撃者によると、ジェイシュ・アッ・シャビ通りにあるこれらの家屋の住人は、米軍
車両がドバト・アッ・サニ地区の住宅地を囲んで障害物を路上に設置したあと、やって
きた米海兵隊によって追いだされた。
アメリカ軍が司令部とした家屋の周囲に新たな基地を設営したあと、ファルージャ市
内を走る幹線道路のほとんどが閉鎖された。米軍のスナイパーは道路沿いにある高いビ
ルの屋根に陣どり、通りを封鎖した。
◇ファルージャ: レジスタンスが傀儡警察を誘拐
◇カルマ: レジスタンス戦士が米軍基地を攻撃
◇アナ: レジスタンスが米・イラク合同施設を砲撃
◆ヒート: 米軍の警察犬が住民を襲う
US police dog attacks Iraqi resident near Hit
イスラム・メモは14日午後12時47分の速報で、米軍がヒート市のイラク人市民
に警察犬をけしかけ、住民が即死したと報じた。
イスラム・メモのヒート通信員は犠牲者の親類が話したこととして、警察犬は徒歩で
パトロールしていたアメリカ兵のグループが連れていたとレポートした。犬はイブラヒ
ム・ハイリ・アル・イマムを自宅の前で襲って身体のあちこちに重傷を負わせ、殺すに
いたった。
証言した人々は、犠牲者の家はカバニヤ公園地区の田園地帯にあったと話した。アル
・イマムは40歳で、結婚して幼い少女の父親だった。
◇米軍がヒート近郊の田園地帯で大量拘束作戦
●バグダッド Baghdad
◇宗派抗争の誘発を狙いシーア派地域で怪しい爆弾事件
◇傀儡警察を狙ってレジスタンスの爆弾
◆バグダッド: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
Three US troops reported killed in Resistance bombing
イスラム・メモは14日午前11時44分の速報において、イラク・レジスタンスの
2発の爆弾が14日、バグダッドの北の郊外タジで米軍車列を襲ったと報じた。
イスラム・メモのタジ通信員は地元目撃者の話として、バグダッドから北に伸びる戦
略道路の路肩に仕掛けられた爆弾が、アメリカ軍車列の通過時に炸裂し、ハンビー2台
を完全に破壊し米兵3人を殺害した。他にアメリカ兵4人が爆発で負傷し、そのうち1
人のケガは致命的なものだとされている。
目撃者は、爆弾破裂のあと、アメリカ兵の命が失われたことへの苛立ちを反映し、米
軍は現場にむけて銃撃した。
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆ティクリート: レジスタンスの爆弾で路上の米兵死亡
Resistance bomb reportedly kills US soldier on road near Tikrit
バグダッドの北120キロに位置するティクリートとアジムの間の道路で、イラク・
レジスタンスの爆弾が米軍のパトロール部隊を襲った−−イスラム・メモが14日午後
12時17分の速報で伝えた。
イスラム・メモのティクリート通信員は目撃者の話として、道路脇に仕掛けられた爆
弾が米軍パトロール部隊を襲い、ハンビー1台を完全に動けなくしたとレポートした。
少なくともアメリカ兵1人が死亡し、2人が負傷したと目撃者たちは話した。
◇タリミヤ: レジスタンスの爆弾が米軍装甲車を直撃
●ディヤラ州 Diyala Province
◇マダイン: レジスタンスが治安部隊司令部にロケット弾撃ち込む
●バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ: バグダッドの南で米軍の急襲・拘束作戦続く
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンス戦士は治安部隊員3人を殺す
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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