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東京【ゲーツ氏に情報操作批判も 早期の議会承認は不透明 】
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http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006111401000421.html
ゲーツ氏に情報操作批判も 早期の議会承認は不透明
【ワシントン14日共同】イラク情勢泥沼化の責任を取る格好で解任されることになったラムズフェルド米国防長官の後任に指名されたゲーツ元中央情報局(CIA)長官は過去に「情報をねじ曲げた」との批判がくすぶっており、早期に議会承認が得られるか不透明だ。
来月初めにも始まる予定の指名承認公聴会では、中間選挙の勝利で勢いに乗る民主党はゲーツ氏のイラク政策や国防長官としての適格性に関し、厳しく追及する構えだ。
ゲーツ氏は、レーガン政権当時の1987年にイラン・ニカラグア秘密工作事件に関与していたのではないかと議会側の反対が高まり、CIA長官指名を辞退した。91年に再び長官に指名され、上院の公聴会が難航の末、就任した苦い経験がある。この際は元同僚らがレーガン政権当時の対ソ強硬路線に沿ってソ連に関する報告を書き直したとされる情報操作疑惑を追及した。
ゲーツ氏は8日にホワイトハウスの指名会見で「(承認されれば)私が仕える7人目の大統領になる」と説明。ブッシュ大統領も11日の演説でこのうち2人は民主党の大統領だったとわざわざ言及、党派を超えた人事だとアピールした。
肝心の民主党側だが、来年1月に上院軍事委員長となる見通しのレビン議員は、過去にゲーツ氏のCIA長官承認に反対した経緯がある。同氏は13日の会見で「15年前に反対したからといって(今回も)反対するつもりはない」と一応、秘密工作事件にはこだわらない姿勢を示した。
ただ、ゲーツ氏の情報操作疑惑は依然、くすぶっている。レビン氏はシュルツ元国務長官が回顧録で同様の指摘をしていると述べ、「(本当なら)問題だ」と公聴会で取り上げる可能性を示唆した。
(2006年11月14日 17時27分)
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