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□イラク教育省職員を大量誘拐 首都のシーア派居住区に拉致か 一部は解放 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2722033/detail
イラク教育省職員を大量誘拐 首都のシーア派居住区に拉致か 一部は解放
【アルジャジーラ特約15日】イラク警察当局によると、14日、武装集団に人質にされたイラク教育省職員の多くが解放された。
イラク政府によると、人質たちは同日夜半、警察と軍の手で自由の身になったという。
当初の情報によると、14日朝、警察官の服装をしたグループが教育省ビルを襲撃、100人以上が誘拐された。その後、イラク政府は人質の数は約50人と言明した。
数人の目撃者によると、人質たちは主としてサドルシティ地区のシーア派居住区方面にトラックに載せられて運ばれていったという。内務省の報道担当者が14日、イラクのテレビ局に語ったところでは、イラク治安機関は、首都バグダッド内部の住宅数カ所を急襲、人質たちを発見したという。
解放された人質の数は依然、はっきりしないが、一部の情報によれば、まだ20人以上が行方不明だという。
イスラム宗派間の武力抗争の中で、学者・知識人が標的とされるようになり、すでに大学の教授や研究者数千人がイラクを離れた。
ある大学学長とスンニ派の地質学者が過去数週間のうちに殺害された。イラク戦争が勃発して以降、少なくとも155人の教育従事者が殺された。
宗派的集団によって実行されたと信じられている過去の大量誘拐事件の幾つかでは、治安機関が関与、ないしは看過したと非難されている。
少数派のスンニ派は、内務省を支配しているシーア派の武装集団がこれら誘拐事件の多くに関与していると非難してきた。
教育省はシーア派アラブ民族に属する人物が長である。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年11月15日15時10分