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以下引用
【アルジャジーラ特約22日】フセイン元イラク大統領の弁護団によると、バグダッドにあるイラク最高裁判所の弁護団控え室からこのほど、同元大統領の弁護資料など公判関係書類 が、何者かに盗まれた。
同弁護団がアルジャジーラネットに語ったところによると、被害に遭ったのはバディア・アリフ・イッザト弁護士で、盗まれたのは現在公判中のアルアンファル虐殺事件に関する書類という。
現在、シリアに滞在しているイッザト弁護士は「書類が盗まれたのはなんと、最高裁内にある弁護団控え室からで、アルアンファル虐殺事件に関する書類約1000点が盗まれた」と話している。
イッザト弁護士によると、今年9月にもバグダッドにある同弁護士事務所が武装集団に襲われ、同弁護士の秘書1人が拉致されたほか、コンピューター数台と弁護関係書類が略奪されという。
このためイッザト弁護士ら弁護団の3弁護士は10月30日に開かれる予定の次回公判を欠席する意向を明らかにしている。
イッザト弁護士は先週、バグダッドを出て、現在はシリアに滞在しているが、この出国が「身の安全」を図るためなのかどうかは言明していない。
弁護団は通常、隣国ヨルダンに滞在し、公判開催に合わせてバグダッドに戻る。その際、米軍部隊が警護を担当するが、先月の公判時にはこの警護が取りやめとなり、弁護団から強い不満が出されていた。
フセイン元大統領ら旧政権幹部らの一連の裁判が開始された昨年以降、元大統領らの弁護団の弁護士3人がこれまでに殺害されている。
アルアンファル虐殺事件ではフセイン政権当時の1987−88年に実施された軍事作戦で、同国北部のクルド人多数が虐殺されたという。フセイン元大統領ら7人が虐殺罪などで起訴され、裁判が続いている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年10月23日16時37分 アルジャジーラ / 提供元一覧
引用ここまで URL http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2615908/detail