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佐世保市の米海軍佐世保弾薬補給所(前畑弾薬庫)で21日発生した木工所火災で、米軍は同市消防局の現場立ち入りを認めず、市民は赤々と炎を上げて燃え上がる木工所に不安を募らせた。鎮火まで5時間かかった米軍の対応に「なぜ日本の消防と協力しないのか」「安全を守れないなら基地は受け入れられない」と市民の怒りの声が上がった。
前畑弾薬庫の正面入り口には、同市消防局の消防車3台が待機した。隊員の1人は「消火活動で協力できるのに、なぜ要請を出さないのか」と約500メートル先で燃える木工所を見つめた。
現場近くに暮らす女性(83)は「弾薬に引火すれば爆発し市民が巻き添えになる。住宅地に近い危険な前畑弾薬庫を早く日本に返してほしい」と話した。会社員の男性(53)は「有毒ガスが出る恐れはないのか」と黒煙を不安げに見守った。
近くの前畑埠頭(ふとう)で出火直後から消火活動を見ていた自営業の男性(57)は「米軍の消防車は来るのが遅い。市民の安全を守る気があるのか」と米軍への不信感を募らせていた。
=2006/10/22付 西日本新聞朝刊= 2006年10月22日00時13分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/kita/20061022/20061022_001.shtml