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「新日本列島大改造の実践に向けて」」
http://www.worldforum.jp/information/2006/11.html
著者の仙経顕聖氏によるこの講演会は実に歴史を変える画期的なものとなるであろう。
殆どの日本人は、有名人の話しにしか関心を抱かないが、今は天下分け目の関ヶ原の戦いの到来であり、歴史的大動乱の幕開けである。実に幕末時と情勢が酷似した歴史的大国難の到来である。そんな時に、大名や家老などの有名人だけによる改革に向けた行動や指針など限界であろう。既に、有名人や有識者による改革志向も、単なる過去や現在の分析にのみ終始し、明確な展望や解決策を提示できなくなっているのが現状であろう。今や草莽崛起による無名の志士達が躍動する新しい時代の大転換が必至となるであろう。
仙経顕聖氏の著作の中味だけ拾い読みしても、これまで厄介な天然廃棄物同様に扱われてきた火山灰が実に画期的な性能を有する新素材に生まれ変わった事実を紹介するものだ。天然火山灰も、利用状況は、焼成加工したシラスバルーンによる内外装材や、単なる路盤材や混和剤、充填材ぐらいであり、これでは強度不足であり、建築材料としては、更には防水、断熱、耐火、仕上げ材が必須である。新素材は、画期的な防水、断熱、耐火などの多機能な性能を得られるために、防水、断熱、耐火、仕上げなどの内外装が全く不要であり、それに、ALC建材のような養生も不要であり、生シラスの天然火山灰を無焼成で常温・常圧で固化できる超省エネ素材でもある。
これだけでも画期的な歴史的な材料革命・産業革命であり、単にコンクリートに留まるのみでなく、実に鉄鋼や樹脂成型品、石材、木材などに大幅に代替可能となって、また、各種産業廃棄物から高レベル放射性廃棄物の処理にも有効であり、資源・エネルギーの大幅な削減が可能になっていくことであろう。恐らく、国家的規模で実践すれば、原料の入手から製品・材料製造、建造物における冷暖房における負荷軽減などの多角面から、原油消費量も半減できることであろう。
即ち、仙経氏は、単なる画期的な技術の紹介のみではなく、実にこれを国家の総力を結集して実践することが日本再生の原動力になると力説されている。また日本のみならず、全世界の経済的、資源・エネルギー的窮状を救済する画期的な技術革命になるだろうと指摘する。なお、この早急な実践に至るか否かで、世界は原油争奪戦に突入する歴史的岐路に到達していることも指摘する。
更に、火山灰の奥深い洞察から、何と砂漠の砂が火山灰であり、世界最大の未利用資源であるとする所以でもあり、また古代エジプトのミラミッドを始め、超古代、古代の巨石建造物、日本の奈良の石舞台の巨石などが、実に天然石ではなく、火山灰(粘土=風化火山灰)利用の人工コンクリートであることを指摘する。この砂漠の砂の有効活用により、砂漠の緑化から、世界の食糧資源の確保が大々的に得られることであろう。
なお、火山灰を噴出する火山にも焦点を当てることにより、実に火山爆発が、ウラン等の原子核分裂反応であり、マグマ溜まりは天然の原子炉であることを指摘し、爆発直後に放射能は別の核種に返還して消滅することを、最近の9.11事件に見る放射能が出ない核兵器技術の紹介することになるだろう。これによって、日本には豊富なウラン等の金属資源、レアメタルが存在し、世界有数の資源・エネルギー国への大転換が可能になることを指摘するだろう。また、1908年のロシアの歴史的な謎のツングースカ核爆発も、誰も解明できていない真相も明らかにするだろう。
砂漠の砂が火山灰であるとか、古代巨石が人工石であるとか、火山爆発の原理や地球科学の通説や常識を覆す内容を多く含んでおり、これらは実にノーベル賞クラスの歴史的大発見でもあろう。それに、目下の地球温暖化の炭酸ガス原因説にも焦点を当てて、如何に京都議定書が科学的根拠にも乏しく、無知蒙昧か謀略的な背景を痛感することを指摘し、異常気象の真因や、京都議定書の実現への絶望的な将来展望や、唯一の解決策を紹介することになるだろう。