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2006/10/19-12:48 「夢にまで見た」=父の故郷で親族と対面−比残留2世、広島・沖縄
戦前、フィリピンに渡った日本人移住者の子で太平洋戦争後に取り残され、日本国籍を求めて来日した残留日系2世らが19日、父親の故郷の広島県と沖縄県で、それぞれ親族との対面を果たした。
田中チュオドラさん(75)は父元蔵さん(故人)の出身地の広島市を訪れ、「おい」と名乗り出た広島県大竹市の会社員、稔さん(64)と対面した。
チュオドラさんは「夢にまで見た。親族がいるなら会いたいと思っていた」と感激。稔さんは「半信半疑だったが、会って確信した」と話した。
支援団体によると、元蔵さんは戦前、現地で大工をしていたが、通訳として旧日本軍に召集され戦死した。
一方、神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)姉弟は沖縄県名護市で、いとこの神山鴻信さん(71)と対面した。
姉弟は1905年に農業移民としてフィリピンに渡った鴻信さんのおじの子供という。2人が7歳と5歳の時に父親が亡くなったことを聞くと、鴻信さんは「大変な苦労をしたんだね」と涙ぐんだ。