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□イスラエル攻撃に集束爆弾を使用 人権団体がヒズボラを非難 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2605649/detail
イスラエル攻撃に集束爆弾を使用 人権団体がヒズボラを非難
【アルジャジーラ特約19日】国際的な人権団体、ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は19日の声明で、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラが、先のイスラエルとの戦争中に、クラスター(集束)爆弾をイスラエルの一般住宅地区などに撃ち込んだと非難した。
それによると、ヒズボラは7月25日、イスラエル領モグハル地区のガリレー村に向けて、中国製の集束爆弾2発を撃ち込み、1人が死亡、6人が負傷したという。
集束爆弾は、その中に多数の子爆弾が収納されており、非人道的な兵器として一般市民に対する使用に非難が強まっている。子爆弾は衝撃では爆発しないことがあるが、その後はちょっとした衝撃にも反応して爆発する恐れがある。
ヒューマン・ライツ・ウオッチによると、ヒズボラが今回使用した集束爆弾は、中国製の81型の122ミリロケットで、このロケット使用が確認されたのは世界でも初めてという。
中国製集束爆弾は、数百個の鉄製ボールベアリングを詰めた子爆弾39発を収納している。子爆弾が爆発すると、同ベアリングが周囲に飛散、被害を拡大させる。
ヒューマン・ライツ・ウオッチのグース兵器問題局長は、ヒズボラの集束爆弾使用が確認されたのはこれが初めてと述べるとともに、「今回の戦争でヒズボラまでが集束爆弾を使ったことに驚いている」と懸念を示した。
さらに、同局長は「市民の密集地に集束爆弾を使用するのは絶対に許されない。同爆弾は精度を欠き、信頼性がないからだ」と指摘した。
また、イスラエル軍のローゼンフェルド報道官はアルジャジーラの取材に対し、同戦争中にヒズボラがイスラエルに発射した集束爆弾数は113発で、その証拠をつかんでいると明らかにした。
しかし、イスラエル軍が同戦争中にレバノンに撃ち込んだ集束爆弾数はヒズボラよりもはるかに多いとみられている。
地雷使用禁止を訴えている非政府団体によると、レバノン南部には現在も、集束爆弾の子爆弾が約100万個も不発のまま残っているという。
このため、停戦成立後でも、同南部では子爆弾の爆発によりレバノンでは死者21人、負傷者100人以上が出ているという。
これに対しヒズボラの広報担当はアルジャジーラの取材に対し、ヒューマン・ライツ・ウオッチの発表を精査していると述べるとともに、「イスラエルからの情報には多くの誤りがある」と述べた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年10月21日03時13分
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ヒズボラがクラスター爆弾を使用(HRW)
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/855.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2006 年 10 月 19 日 22:56:07: 6nR1V99SGL7yY