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(回答先: 安倍訪中と北朝鮮の核実験 [田中宇の国際ニュース解説] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 17 日 09:32:11)
対米従属を望んでいるのは日本の外務省であってアメリカではないという田中宇の認識がどこから来るのか知らないが、あまりにも日本の国内情勢に疎いと言わざるを得ない。
「田中宇の国際ニュース解説」から一部を引用する。
“911以降「もはや同盟国も要らない」と主張する「単独覇権主義」を掲げるアメリカに対し、日本政府、特に外務省は、何とかしてアメリカの忠実で便利な同盟国であることを示そうと努力してきた。対米従属を1日でも長く続けたい外務省は、独自の核武装については、検討することさえごめんだと思っているはずである。”
いやはや、米軍再編という名の自衛隊傭兵化が日本の外務省の意思だなどと言い出しかねない内容だ。日本の政治や政治家を、もちろん官僚機構も含めて支配してきたのはアメリカであって、外務省などはその忠実な僕に過ぎなかったことをご存知ないらしい。自民党内にさしたる基盤も持たなかった小泉やキャリア不足の安倍がなぜ首相になれたのか、その一事を考えただけでも背景にアメリカの力が動いていることが推測できるではないか。
彼の海外情報は貴重なものが多くいつも参考にさせてもらっているのだが、困ったことに、日本の国内情勢に疎いのが欠点のようだ。彼の情報源が基本的に内外のマスコミである以上やむを得ないことなのだろうが。