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□【核開発】駐韓某大使館、有事に備え退避手順を検討 [朝鮮日報]
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/16/20061016000056.html
【核開発】駐韓某大使館、有事に備え退避手順を検討
ソウルに駐在する駐韓A国大使館は今月9日、北朝鮮が核実験を実施したという報道を受け、直ちに緊急会議を開き、韓国に居住している自国民500人余りを韓国から避難させるシナリオについて話し合った。
ヨーロッパの1国であるこの国の人々の韓国での居住先は、ほとんどソウルに集中しているが、中には地方に居住していたり、あるいは地方を旅行中だったりする人もいた。
このため、緊急連絡網の点検とともに、地方で集結する場合の集結場所が実際にどこなのかを緊急連絡網を通じて知らせるネットワークの点検作業に取り掛かったのだ。
A国大使館の緊急脱出シナリオは、有事の際に韓国内の国際空港の周辺に指定された場所に自国民を集めた後、速やかに国際航空便で隣接する日本や中国、フィリピンや東南アジア、またはヨーロッパの本国に向け出国させるようになっていた。
このシナリオの目標は「ネットワークを構築し、すべての自国民を安全に韓国から脱出させること」だった。
しかし、ソウル駐在のB国大使館は、北朝鮮が核実験を実施したとのニュースが報じられてからも、自国民を避難させるシナリオについては点検しなかった。
この理由について、韓国の隣国である同大使館の関係者は「北朝鮮の核実験が周辺国に多くの危険をもたらすことが予想される場合、韓国に居住するわが国の国民にも危険が及ぶ可能性は高いが、本国に住む国民の方がより多くの危険にさらされることになるため、いずれにせよ危険に巻き込まれないようにすることが最も大切だ」と説明している。
同大使館の関係者たちは「危険が現実のものとなったとしても、最後の瞬間まで韓国に残り、外交官としての責任を果たすのがわれわれの任務」と話した。
また、同大使館の他の関係者は「本国で会社勤めをしている妻が、夫のいる韓国が危険にさらされていることを知り、わたしを本国に連れ戻そうと飛行機でやって来た」というエピソードを語った。
A国大使館やB国大使館の関係者たちは「韓国民が大きな危険にさらされているのは事実だが、国民保護対策を一切発表しようとしない韓国政府や、何らの動揺を見せない韓国人たちの大胆さには、本当に驚いている」と話した。
パク・スンジュン記者
朝鮮日報