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□イギリス軍参謀総長が早期撤退に言及 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061016/1160967147
2006年10月16日(月)
イギリス軍参謀総長が早期撤退に言及 2006/10/15
イギリス軍のダナット参謀総長が13日付のデーリー・メールならびにBBCのインタビューに応じて、「われわれの存在が現地治安情勢を悪化させている」と述べ、大きな波紋が広がった。騒ぎになってその日の内に釈明し、「任務を完了すれば撤退」と言い替えたものの、当初の彼の発言は、「イギリス軍はすぐにもイラクから撤退すべきだ」というものであった。
※BBC: Reaction to call for UK Iraq exit
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6048798.stm
ダナット参謀総長は、また、「われわれ(イギリス軍)はイスラム教徒の国(イラク)に駐留しており、外国人に対するイスラム教徒の見方は明快だ。招待されたのなら外国人として歓迎されるはずだが、われわれは当時、イラクにいる人々からの招待はなかった」とも述べており、イギリス軍を含む有志連合軍(占領軍、多国籍軍)の派遣がイラク国民から望まれたものではないことをよく自覚している。おそらく、公的な立場では表明しにくいだろうが、それが本音ではないかと思う。
この発言をめぐって、イギリス軍が主要に配置されているイラク南部のバスラでは、地元の著名な指導者たちがダナット参謀総長の最初の発言に大きな賛意を表明した。
※Shiites push for British troops to leave
http://www.thestate.com/mld/thestate/news/world/15754187.htm
その多くはシーア派の人物だが、バグダッド政府が米・英軍の駐留を望むと表明したのと対照的に、「イギリス軍の駐留は占領に反対する者に攻撃目標を提供しているだけ」、「本当を言うと、イギリス軍は混乱状態をもたらし、民兵とその勢力に寛大でイラク南部、特にバスラの治安を悪化させた」などの評価で一致している。
それも、かつてはアメリカ軍の強硬策と比較してイギリス軍は穏和だと受けとめていた層からも、「イギリス兵はアメリカ兵よりやさしいとはいえ、彼らの存在はアメリカ軍と同じく、もはや望まれていない」という批判が出るようになっている。反米感情とともに、他の多国籍軍もイラクから出て行くべきだという感情がイラク全土のシーア派に広がっている事実がある。
作成者 山本史郎 : 2006年10月16日(月) 11:52 [ コメント : 1]
▽この記事に対するコメント
参考: ※政府は参謀総長の爆弾発言に仰天
http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/news.html?in_article_id=410163&in_page_id=1770&ct=5
※兵士はトップ司令官の称賛で一致
http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/news.html?in_article_id=410267&in_page_id=1770
※参謀総長がイラク問題のコメントで釈明
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6046822.stm
投稿者 山本史郎 :2006年10月16日(月) 12:00
▽関連記事
参謀総長のイラク撤退発言にイギリス軍兵士たち:ついに真実を語る人が現れたと大歓迎(インディペンデント紙)
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/666.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 10 月 14 日 15:33:41: KbIx4LOvH6Ccw
英司令官、イラク駐留軍の早期撤退を主張- CNN
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/622.html
投稿者 明日がある限り 日時 2006 年 10 月 13 日 17:12:45: SvkeXlxKdu62U