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失敗説や偽物説を紹介 核実験で科学2誌
北朝鮮が成功したとする地下核実験で爆発の規模が小さすぎることについて、科学誌ネイチャーとサイエンスは10日の電子版で、『失敗』原因や通常爆弾による偽物説まで専門家によるさまざまな憶測を伝えた。 ネイチャーによると、爆発規模には諸説あるが多くの政府関係者や専門家は、核爆発にしては小さい500ト ン前後(TNT火薬換算)で一致していると指摘。もしそうであれば、実験は核分裂連鎖反応が途中で立ち消えになり、想定した爆発力が得られなかった可能性 が高いとした。 その考えられる原因として同誌は(1)原料のプルトニウムの純度が低かった(2)連鎖反応の引き金になる 中性子発生装置の作動のタイミングがずれた(3)プルトニウムを節約しすぎた(4)プルトニウムに周囲から圧力を加える爆薬がうまく働かなかった―との説 を紹介。「最初の実験は簡単だと思われていたから、こんな結果で正直当惑している」とのハーバード大研究者の言葉を紹介している。 サイエンスでは、核実験と断定するには航空機か大気集じん器が実験場から漏れ出した核分裂に伴う放射性物質を検知するしかなく、検知されない場合「実験が(通常爆弾による)偽物だった可能性はかなり高くなる」(エール大の地質学者)としている。 ロンドンの核兵器専門家ジェームス・アクトン氏はネイチャーに「実験が失敗だったとしても、北朝鮮の研究者は多くを学んだはず。機能する核兵器を2年以内に開発するのは間違いない」とコメントしている。(共同)
http://www.usfl.com/Daily/News/06/10/1011_006.asp?id=50868
私のコメント:
広島長崎、第五福竜丸の被爆体験を持つがゆえに、核兵器を世界から廃絶することを世界の誰よりも強く願う日本国民は、9月初旬の米国による臨海前核実験にも強烈な怒りの声を上げるべきではないのか。