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□エクアドル大統領選、反米左派と実業家の対決に [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200610150017.html
エクアドル大統領選、反米左派と実業家の対決に
2006.10.15
Webpostedat: 19:24 JST
- CNN/AP
エクアドル・キト──南米エクアドルで１５日投票が行われる大統領選には４人が立候補しているが、政治腐敗への批判を展開している反米左派の左派のラファエル・コレア元経済・財務相（４３）と、国内トップの実業家アルバロ・ノボア氏（５５）の対決となる見通しだ。
コレア氏は米国で教育を受けたエコノミストで、ベネズエラのチャベス大統領に心酔している。同氏が当選した場合、チリやボリビア、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイに続き、南米の反米左派政権が新たに増える。同氏は「市民革命」を掲げ、政界に新風を吹き込む顔として有権者にアピールしている。
対立候補のノボア氏は傘下に１１０社もの企業を抱える国内最大の投資家で、企業経営で培った手腕を生かし、エクアドルの経済発展を推進すると主張。大統領選出馬３度目の同氏は、低価格住宅の供給や雇用創出を掲げ、世論調査の支持率でコレア氏との差を急速に縮めた。
１５日の投票で過半数を獲得する候補はいないと予想され、決着は上位２候補による１１月２６日の決選投票に持ち越される可能性が高い。決選投票を回避するためには、過半数の得票か、最低４０％の有効票を獲得したうえで、２位以下に１０ポイント以上の差をつける必要がある。
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