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□育まれる次世代のレジスタンス意識 [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2006/10/14(土)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆育まれる次世代のレジスタンス意識 ダール・ジャマイル
☆英国:イラク駐留で事態悪化 軍参謀総長が早期撤退に言及
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☆★育まれる次世代のレジスタンス意識
ResistanceGrowingUpatSchool
ダール・ジャマイルの中東速報 2006年10月12日
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**DahrJamail'sMidEastDispatches**
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*InterPressService*
(インター・プレス・サービス)
AliAl-FadhilyandDahrJamail
ハリディヤ発、10月12日(IPS)
IPS特派員が子どもや先生たちと話していると、学校のすぐ外で爆弾が破裂
した。
校長は笑顔で、「2〜3日もここに居るなら、最近では幾らでも爆発音を聞け
ますよ」と説明した。「最後のアメリカ兵が撤退するまでレジスタンスは止まら
ないでしょうね」。
子どもたちは占領下のイラクで育っている−−そして占領に抵抗している。
「アメリカ兵は悪い」と11歳のムスタファが言った。「彼らは僕の家族を殺
したんだ」と。彼の家族は2004年11月の『ファントム・フュアリー作戦』
のなか、市から避難しようとしていて殺された。この作戦では何千人もが殺され
、ファルージャとその周辺の街の多くが破壊された。
「子どもたちはアメリカ兵が自分たちの家族を殺すのを毎日見ているのに、私
たちが許しということを教えることができると思いますか?」−−教室にいた教
師(彼女はシャマアと名乗った)はIPSの取材にこう話した。流れる血と破壊
の跡を言葉でおおうことはできませんし、毎日目の前でおこなわれている急襲作
戦を隠す言葉もありません」。
校長にとっては、文明の衝突という発想は単なる観念ではない。
「文明間の溝は、世界中の人類に対するアメリカ政府の犯罪のおかげで広がり
つつある」と彼は指摘した。「彼らは世界をバラバラに引き裂く決意をしたよう
だ。彼らの残したツメ跡を次の世代の子どもたちからぬぐいさることはできませ
ん」。
学校を出ると、女性たちのグループと老人たちがIPS特派員に近づいてきた
。老人の1人が自慢げに、自分の息子はレジスタンス戦士だと話した。「息子が
アメリカ軍と戦う英雄であるのを誇りに思う。彼らは私たちに人間としての権利
について教えてくれた」。
通りを先に進むと、誰もが神経をとがらしている。人々は通常ではない兆候に
気をつけているようだ。運転手がIPS特派員に、レジスタンス戦士は普通、住
民が爆弾に近づかないように、なんらかの合図を与えるのだと語った。
ハリディヤを去る前、特派員が道路脇に注意しながら立っていると、自転車に
乗った1人の若者が通りすがりに叫んだ−−「アメリカ兵にできる唯一の解決策
は、この州から立ち去ることだ。さもなければ死ぬことになる」と。
米軍は今、いくつかの街から撤退しつつある。バグダッドの西方にあるドルイ
ヤ、タルアファル、ファルージャといった都市は、実質的に、米軍部隊の立入禁
止地域となってしまった。米軍が率いる多国籍軍(MNF)に対する攻撃が増え
続けている。
その地域の村では、ある農民がIPS特派員に、「彼ら(米軍)はレジスタン
ス戦士を引き渡せと要請している」と語った。「そうすれば、彼らは戦士たちを
アブグレイブ収容所やファルコン基地、バグダッド空港その他の収容センターで
拷問するのだろう」。しかし、レジスタンス戦士は引き渡されるどころか、住民
の支持を得ている。
レジスタンスの攻撃は、しばしば、どこからも見つからない小さな車のような
ものとなる。乗っている男たちが米軍戦車や兵員輸送車を攻撃しては、素早く姿
を消すのだ。戦士たちがどこから来てどこへ行ったのか、地元の住民たちは決し
て米軍に情報を提供しない。
今では、そのような攻撃によって、平均して3人から4人のアメリカ兵が毎日
殺されている。米国防総省は少なくとも2754人のアメリカ兵がイラクで殺さ
れ、4万4000人が負傷ないし病気だと発表している。
アメリカ軍は街から姿を消しつつあるが、イラクから去るのではない。米軍司
令官トップであるシューメーカー将軍は、11日、約15旅団という米軍兵力の
現水準は少なくとも2010年までは維持されるだろう、と述べた。
彼は、「これは事態が悪化しているとか好転していると予言するものではない
。撃つべきときに撃つことができるように、弾倉に十分な弾を装填しておかねば
ならない、ということだ」と語った。
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☆★英国:イラク駐留で事態悪化 軍参謀総長が早期撤退に言及
毎日新聞 2006年10月14日 12時32分
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20061014k0000e030051000c.html
【ロンドン小松浩】ダナット英軍参謀総長が13日付の英大衆紙で、イラク駐
留英軍について「我々の存在が現地治安情勢を悪化させている」と述べ、早期撤
退の必要性に言及した。
ダナット参謀総長はデーリー・メール紙のインタビューで、イラク侵攻後の米
英の対応を「楽観主義に基づいたお粗末なものだったと歴史は証明するだろう」
と批判。「世界のあちこちで我々が経験する困難がイラク駐留のせいで起きたと
は言わないが、我々の駐留が事態を悪化させていることは間違いない」と語り、
英軍は早めに撤退すべきだと主張した。
ダナット参謀総長は13日のBBCラジオで「仕事を十分に仕上げたら撤退す
べきだという意味」と釈明。ブレア首相も同日「やるべき仕事が終われば撤退す
るという政府方針に沿ったものだ」と問題視しない考えを示した。ダナット発言
は駐留長期化への軍の不満を露呈したとの見方がある。
英軍は南部バスラを中心に7200人をイラクに展開。アフガニスタンにも5
000人を派遣中で、来年中にはイラク駐留軍を大幅に削減する意向だ。
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(参考: これはuruknewsによる補足です)
ダナット参謀総長の発言は、真意はさておき、ある種の本音のようです。しか
し政府とくにブレア首相と対立する気はないので、双方とも見解の不一致はない
と同意した。そこでBBCの解説者などが分析しているのは、ブレア後の新首相
(?)に対する牽制の意味が込められているのではないかというもの。
イラクの状況を知る者はダナット発言が間違っているとは言わないみたいです
。
ブレア首相はイラク政府の要請で駐留していると言ってますが、ダナット参謀
総長はこう言いました。−−「われわれ(イギリス軍)はイスラム教徒の国(イ
ラク)に駐留しており、外国人に対するイスラム教徒の見方は明快だ。招待され
たのなら外国人として歓迎されるはずだが、われわれは当時、イラクにいる人々
からの招待はなかった」。
※ビデオ: ダナット参謀総長の発言 (デーリー・メール、英語)
http://www.kamera.com/content/anm/FILE_UK_Dannatt.asx
※政府は参謀総長の爆弾発言に仰天
http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/news.html?in_article_id=410163&in_page_id=1770&ct=5
※兵士はトップ司令官の称賛で一致
http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/news.html?in_article_id=410267&in_page_id=1770
※参謀総長がイラク問題のコメントで釈明
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6046822.stm
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http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
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※イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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投稿者 white 日時 2006 年 9 月 23 日 23:44:00: QYBiAyr6jr5Ac